大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: 『project』の平行世界 ( No.2 )
- 日時: 2016/10/08 13:47
- 名前: ノボル
「あのねぇ……ここで群れられても困るのよ」
振り返ると、そこには脇を出すという奇抜なファッションをした
女性が居た。紅白で、とても演技が良さそうだ。
「………誰っすか?」
「先に名乗るという礼儀は何処へ..。まぁ良いわ。私は霊夢。博麗 霊夢よ。
聞くけど、先に此処へ来た奴が居るの。迷惑だから、紅魔館に連れて行った
けど。あんた等の知り合い?」
オレ達は順々に自己紹介をする。
……相変わらず、メカクシ団..とか言って名乗ったけど。
「知り合い……ですか?」
オレの自慢すべき妹……モモが首を傾げて質問を質問で返す。
それに続けて、アヤノも追い討ちをかけるように発言をした。
「知り合い……とは、一体どんな服装をしていたんですか?」
少なくとも、オレ達の顔見知りなど居ない筈だ。
アヤノ、キド、セト、カノ、マリー、モモ、エネ、ヒビヤ、コノハ…
そして、遥先輩、貴音先輩、クロハ、ケンジロウ先生。
アザミは確か、カゲロウデイズを守ると言い、籠っている。
「制服?よ。……外の世界なんて知らないけど、学校とか言ってたわ」
ますます意味が分からない。
違う県の学生達じゃないのか?
それに、外の世界?……彼女、頭は正常なのだろうか。
それとも何だ、異世界にでも飛ばされたのか……?
「分からないなら、行った方が良いでしょ。案内するから着いてきなさい」
霊夢はオレ達を一瞥すると、手を招く様に動かし、歩き始めた。
今思えば、ここは神社か。少しボロくて神社の様に思えなかった。
そう言うと、霊夢が怒りそうだ……。
心の中に、そっと閉まっておこう。
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