大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: こちら、スマブラ/東方の短編集です。【】 ( No.9 )
日時: 2016/10/16 20:03
名前: ノボル

【パチュリー×レミリア】『パチュリー』
※物凄くエロい
※救いようの無いBadendです
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いつしか貴女は私の心を大きく占めていた。
想ってる。好き。ずっとずっと。
なのに……どうして気付いてくれないの?

「ねぇパチェ」

その一言ですら私は目眩に陥りそうな位だった。
少し威圧感を孕んだ声。聞いていてとても心地の良い、可愛らしい声。
声ですら私は独り占めしたいと思ってしまう。

「……何?レミィ」

依存症と言う名の病気に犯されてしまった思考回路に飲み込まれないよう、間を置いて返事をする。

「..今日さ、フランが__」
「……」

また、妹様の話をし始める。
親友だから喜びたいのに、喜べない。
妬ましい、嫌だ、そんな黒い感情が渦巻く。

そんな私とは対照的に、レミィは太陽の様な笑顔を浮かべて話している。
とても饒舌で、いい声で、BGMにはなりそうだ。

*****

そんな出来事から約5日、レミィはまたやって来た。
“いつぶりにやって来たか”なんて確認をする程、私は馬鹿らしい。
だけど止められない。
そうすることで、自我を保っていられる気がしたからなのかも知れない。

「咲夜。紅茶」
「…畏まりました」

そんな短い言葉で交わされる事務的会話。
気の利いたメイドさんは直ぐに何処かへと行ってしまった。

私には、そちらの方が都合が良い。
長く、長く、長く、レミィと会話をしてられるから。

*****

レミィは明くる日も明くる日もやって来なかった。
恋しい。悲しい。辛い。

……いや、これが普通なのかも知れない。
レミィはどうすれば此処に来てくれるのだろう?
暇なとき?何かが起こったとき?困ったとき?

*****

「ん……はぁ、愛してる、だい、すき、れ…みぃ」

一ヶ月前だろうか、そんな前くらいに落としていった帽子を返さずに放置していた。
次来たときに渡そう、と思っていたから、かな。

でも、私は耐えられなかった。
愛する友人を思い浮かべて、愛する友人が快楽に喘ぐ姿を思い浮かべて自慰をする他、無かったのだ。