大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: 【R-18】姦詰め短編集。【カノ×シンタロー連載中】 ( No.20 )
- 日時: 2016/11/30 21:38
- 名前: 玄蠢
「ねぇねぇ、シンタロー君」
「なんだよ...。オレは早く帰りた__」
狭い玄関。
僕はシンタロー君の背を扉に押し付ける。壁ドンって言うのかな?
そのままの勢いで唇を重ねるようにして、シンタロー君の唇を塞いだ。
「んむっ....」
僕のキスから逃れる様にシンタロー君は必死に顔を逸らす。
もうっ、キスをする事でさえ大変なのに。
少しは大人しくしていてほしいな....。
とんとんとん。
胸板を軽く三回叩かれる。もう息が苦しくなったのかな?
そう考えると、シンタロー君って何か可愛い。
ははっ、頭のネジが遂に外れたのかな、僕。嫌いな奴が、シンタロー君が
可愛く見えるなんて...。
「ッぷは、んんっ!?」
余程苦しかったのだろう。
たまらなくなったのか、シンタロー君は大きく口を開けて、息を吸い込む。
些細な仕草さえ、僕には色っぽく見えた。
僕は素早く舌を滑らせてシンタロー君の口内に侵入する。
...なんか、侵入って言うと..任務みたいじゃない?
メカクシ完了。みたいなさ。.........あ、どうでも良いね。
「んあ.....はっ、いきなり何すんだ..」
くちゅくちゅと口内を舌で乱暴にかき乱して、唇を離す。
舌と舌を繋いだ銀色の糸はとても綺麗だった。けど、直ぐに
切れてしまった。
ふと、シンタロー君を見ると、目がトロンと蕩けていた。
.......可愛い。
あ、目が鋭くなった。可愛げ無いなぁ、やっぱり。
口元を拭いながら、狼の様な鋭い視線を送ってくる。
僕はそれに対し、おどけているような笑みを浮かべる。
そして、反省を感じさせない声色で言う。
「っえ?キスしただけだよ?」
まだ壁に押し付けた状態な為、僕は下から覗くようにシンタロー君の顔を
見る。.......もう、身長低いって最悪!!
「...........はぁ!?初めてなんだけど!!ファースト!!」
___え、まさかシンタロー君..童貞?
いや、知ってたけど。