大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: 【R-18】姦詰め短編集。【咲夜×パチュリー連載中】 ( No.62 )
日時: 2016/12/27 11:11
名前: 玄蠢ーGenSyunnー

羞恥に悶えながらも漸く服を脱ぎ終わり、傍に置いとく。
咲夜は相変わらずの綺麗な笑みを浮かべていて、気持ち悪いを通り越して
最早尊敬するレベルだ。........いや尊敬しちゃ駄目なんだけど。

「んー..やっぱり綺麗ですね..。此方まで花の匂いがします」
「..ん、え、そう?」

詰ってきたり触ってくるのではと内心ヒヤヒヤしていたが、反応は至って普通。
でも、突然褒められたせいか顔が少し熱い。
咲夜は見透かす様にじろじろと此方を見る。何なんだろう....。
青い視線が身体に刺さって、ちょっぴり恥ずかしい。

「良い香りがしますし、肌は雪の様に白くて、透明感があって__」
「私は程好く焦げ色ついた肌も好きだけど...」

子供のような笑顔をして、えへへと恥ずかしそうに褒めるその姿は何とも
表現し難い可愛さに満ち溢れていた。というか可愛過ぎて最早辛い。

____と、天国の様な気分を味わっていたのも束の間である。

咲夜は笑顔を取り繕うのを止めて、真顔になった。
そして再び、私の身体を撫で回すように、舐めるようにじろじろと見詰め始める。
........気まずくはない。気持ち良くもない。どちらかと言えば、気持ち悪かった。

「さっき気付いたのですが、足と足の間のシーツ...少し湿っている様な...」

そう言われ、慌てて足を閉じる。
いや、あの、一応言っとくけどM字開脚していたわけではないからね..?
白いシーツだからこそ、湿っていると目立ち易いのだ。
これは私にとっては不覚の出来事。

「.....あ、そうでした。パチュリー様は変態さんだから、見られただけで
興奮しちゃったんだ」
「ぐ、そんな訳ない..と思うわ」

せめてもっと強く否定すれば良かった。“と思うわ”って何よ余計じゃない。
というか変態さんはどっちよ...咲夜だと思うのだけど..?
さっきの不気味な真顔は何処へ、咲夜はいつの間にか笑顔を再び見せていた。