大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: 【R-18】姦詰め短編集。【C太×D音連載中】 ( No.78 )
- 日時: 2017/01/05 14:24
- 名前: 玄蠢ーGenSyunnー
※今日は本編更新しません。
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ピピーッ!!
試合終了、の合図だ。
*****
boy.
僕にとって、あの試合は衝撃的...だった。
だって、試合中に恋っていうか、一目惚れするなんて思わなかったし..!!
「...はぁぁ...顔が熱いよ..」
重力に任せて、ベッドへ背中から倒れる。
ベッドは服越しからでもフカフカと感じるくらいには柔らかく、居心地が良い。
額に当てた左手を離し、白い天井を見詰める。
そんな何気ない仕草でさえもあのガールに結びつけてしまう。直ぐ近くにガールが
居る様な気がして、気が沈まない。
「...そういえば、あのガールの名前..何、だったっけ」
ゴロリと横を向いて、不意に考える。
あのチャージャーを持って、不敵な笑みを浮かべたガールを見た瞬間に何もかもが
吹き飛んだ気がする。あの瞬間は...初めてだった。
「.......マラカイトだっけか」
最後に思い出したそれを呟き、ゆっくりと目を閉じた。
・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・。
......眠れない。
目を瞑るだけで、あの子の微笑む姿が脳裏にはっきりと浮かんでくる。
どきどき。どきどき。
胸の高鳴りが止まなくて、顔が火照って熱い。
あの時と同じだ。初めてマラカイトちゃんを見たときと同じだ。
*****
いつの間にか僕は眠りに落ちていた。
太陽は空高く昇っていて、昼と言うに相応しい時間帯だった。
「....んーと..今日は、ダウニーの所にでも...」
ボーッと、頭に霧が掛かったまま考える。
....まだ、眠いや。
ブンブンと勢いよく頭を左右に振ると、眠気が一気に吹き飛んだ。
「ダウニーに恋愛相談...してみよっかな」
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