大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: 【R-18】姦詰め短編集。【おそ松×トド松連載中】 ( No.99 )
日時: 2017/01/18 18:15
名前: 玄蠢ーGenSyunnー
参照: 修正

そのまた翌日。
今日は珍しく(?)、兄弟全員揃っている。
全員予定がないようで、家でゴロゴロとしていた。

チラッとトド松の方を見てみる。
スマホを通してやり取りをしているのか、表情が豊かだった。
面白そうにクスクスと笑ったり、羨ましそうに目を伏せる。その一つ一つの仕草は可愛らしい
のだが、何だか無性にイライラする。癒されながらイライラするって変だよなぁ..。

「..どうしたの、おそ松兄さん」

トド松が俺の熱い視線に気付いたのか、声を掛けてきた。
きゅるるんとした瞳は不思議そうに俺を見ている。.......すっげぇドキドキする。
“何でもない”と偽り、その場をなんとか誤魔化した。
....相変わらず、あの三人は此方を楽しそうに見ていた。..カラ松?カラ松は鏡を見つめていた。


     *****〜夜


「お..にい.....おそま....おそ松兄さん..!!」
「...ん..何ぃ?..眠いんだけ.......!?」

誰かの声と、温もりと、揺れを感じた。
“眠たい”と文句を垂れ流しながら、相手を確認しようと目を開ける。
目を開けた途端に広がるは、トド松の泣きそうな顔。
バックンバックンと体全体に心臓の音が駆け巡った。心臓に悪ぃ..。
反射的に咄嗟に顔を反らし、時間を確認する__今は丑三つ時のようだ。

何でこんな時間に?
問いだそうとしたが、ふと、脳裏にいつぞやの会話が浮かんだ。
チョロ松がトド松はビビりだと言っていた気がする。
と、なると...トイレか。

「ねぇ〜..早く..!!」
「はいはい、ちょっとま....って、何で俺?チョロ松じゃないの?」
「チョロ松兄さんは起きなかったの..!!も、早く来て..!!」

いや、トイレならチョロ松に言えば良いだろう。何故俺なんだ。
思い浮かんだ疑問を率直にぶつけると、起きなかったと返ってきた。
.......?何だか、引っ掛かる。
まぁ良いか、付き添いをしてさっさと戻ろう。二人きりだから緊張するなぁ..。
残りの兄弟たちの体を踏まないように気を付けて進む。
ようやくトド松の居る所に着くと、トド松は俺の手を握ってきた。...温かい..じゃなくてっ!!
ちゃんと握ってやらないと..。本当、可愛い弟だ。

「..はぐれねぇようにしろよ?」
..屋内だからはぐれるも何も無いような気もするが気のせいだろう。