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視点・シンタロー

　そんな…恥ずかしいこと、言えるか…っ！

『…おい…早く言えよ』

口元に笑みを浮かべたクロハが言う。
が、冷ややかに俺を見下ろす黄色い目は
笑っちゃいない。

「無、理ぃ…できな…っ」

震える声で必死に訴えるが、クロハは聞いてくれない。

『へぇ…自分だけ気持ちよくなっといて？
　俺もそろそろキツいんだけど。
　お前もこのままじゃ辛いだろ？』

そう言って俺の根元を強く握ったまま、
先の方に刺激を与えてくる。

「ひゃぅ！…あっ、だ…めぇ、らっ、て…っ…！」

甘い痺れが、電流のようにかけめぐる。

『イキたいんだろ？ちゃんと言えたら
　ご褒美ヤるから。…それとも、ずっとこのまま
　放っておく方が好きなのかなー？』

そんな…言える訳…！
頭では分かっているんだけど、でも…っ

そろそろと後ろに手を伸ばし、グイッと開く。

「……俺、の…ぉま…こにぃ…く、クロハの…ぉ、ち……ん、
　突っ込んでっ、ぐちゃぐちゃに…っ
　ぶち犯してぇっ…！くらさいぃ…っ！」


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