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なんかシリアスになってった;;

更新11　視点・コノハ

「ぁ…ごめん…大丈夫、だから、
…そんな顔、するなよ」

そう言って、クロハがぎこちなく、
でも優しく微笑んだ。

呼吸も整わないままだけど、
それでも伝えようとしてくれてる。

そう思うと嬉しくて。

「…コノハ…？あの…大丈夫か？」
クロハが心配そうに僕の頬へ手をのばす。

「え、あ…うん」
…僕も伝えなきゃ、そう思ったから。

「クロハ…好き」

僕の方へのばした手が空中で止まった。
まんまるに見開いた黄色い目から、涙がこぼれる。

「ぁ…う、ああ…ッ」

きっと今まで辛かったんだろう。
メカクシ団の皆にも、
バレないように我慢してたんだと思う。

「クロハ…大丈夫…僕が、守るから。」


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