15歳以上向け小説投稿サイト「大人小説☆カキコ」。超本格派から秘め事・過激な小説まで！

更新17　視点・セト
※修正しました。

「クロハは…僕のだもん…！」

頬を膨らませたコノハが、
クロハさんをぎゅっと抱き締めた。

「うわ？！ちょ、コノハ…」

「良かったな、コノハ！
やっとクロハと恋仲になれて…」

「お兄ちゃんの言う通りですよ…私達としては、
いつになったらあの二人くっつくんだろう、って
心配だったんですからね？！」

「…は？…お前ら気付いてたのかよ…」

大きく溜め息をついた
クロハさんに言う。

「俺の能力使わなくても、みんな
なんとなく気付くものっすよ。
クロハさんがΩでそれを
隠したがってることも、
コノハがずっとクロハさんの
ことを好きなのも…」

コノハがキラキラした目で頷いている。

「いやー、良かったねぇ！二人が番ったら、
僕達も交えて4Pセッ((「うわ…流石の俺も引くぞ」
「やめて！シンタロー君そんな目で見ないで！」

「クロハ…4Pって、何…？」
「…俺に聞くな」

「コノクロ…いける！春までに間に合わせなきゃ…！」
「「ちょ、マリー？！」」

みんなが騒ぐ中、ずっと
見つめていたらクロハさんと
目が合った。
それに気付いてコノハも
こちらを向く。

コノハ…もし君自身がクロハさんを
泣かせたら、俺が許さないっすよ？

俺は二人にニッコリと笑いかけた。

終・わ・れ☆((