大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: BLカゲプロ館・R-18 リクエスト受付中! ( No.492 )
- 日時: 2017/04/08 14:27
- 名前: ゆあら ◆IrmWJHGPjM
更新3 視点・シンタロー
「キド、僕、シンタロー君と用事あるから
先帰ってて」
ふいに、カノが俺の腕を掴んで言った。
「え?俺聞いてな((「用事。あるから。」…お、おう…?」
有無を言わせない雰囲気に、
思わず頷いてしまった。
「じゃ!シンタロー君お借りしていきまーすw」
「おい、カノ?!ちょっと待っt…
あんまり遅くなるなよ…?」
キドの声が後ろから聞こえたが、
カノは、俺の腕を引っ張って歩き出した。
「か、カノ…俺用事なんて聞いてないぞ?」
メカクシ団のみんなからだいぶ離れて聞いてみるも、
カノから返事は無い。
俺達はそのままうす暗い路地裏に入っていく。
「カノ!いい加減に……」
いい加減にしろ、と言いかけて、
バンッ、と壁に押しつけられる。
「いい加減にするのは、シンタロー君の方じゃない?」
低い抑揚の無い声で、カノは言った。
うつむいてるせいで、その表情は見えない。
「は?俺が何をしたっていうんだよ…
あと、手、離せよ」
残念ながら、俺のニートの腕力では、
カノを押し返すことすら出来ない。
腕を掴んだままのカノの手に、力がこもる。
「い"っ…?!」
「シンタロー君…僕達、付き合ってるよね…?」
いきなり何かと思えば…
「そ、そりゃ…そうに決まってる、だろ」
「じゃあ…」
そこでカノは顔を上げて、ニッコリ笑って言った。
「じゃあ…“今“、“ここで”…ヤれるよね?」
続き>>494
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