大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: BLカゲプロ館・R18多め ハロウィン短編大量更新(?) ( No.772 )
日時: 2017/10/31 23:47
名前: ゆあら ◆IrmWJHGPjM

*コノシンの場合*
視点・シンタロー

〜シンタローとコノハのいらない雑学〜

「シンタロー、はろうぃんって何……?」

「ああ、そういえば今日だったか?」

コノハに聞かれて思い出す。

「ハロウィンっていうのは、外国のお祭りのことだ。
子供達は各家を『トリック・オア・トリート』、
つまり『お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ』
と言ってまわり、お菓子を貰うんだよ」

お菓子が貰えると聞いて、コノハの目が輝きだす。

「言ったら、お菓子が貰えるの……?!」

「まあ、そういうイベントになってるが
元々は秋の収穫祭だったんだぜ?
だから今も飾りつけや料理によくカボチャが使われるんだ。
リンゴを使った料理やお菓子も多いらしいぞ」

コノハは、全部食べたい!とか言い出すに違いない。

……と思っていたのだが。

「じゃあ、シンタロー……
トリック・オア・トリート」

「え?」

「だって、これ言ったら、お菓子貰えるんでしょ……?!」

はしゃいでいるコノハには申し訳ないが、

「ごめんな、俺、今日がハロウィンだってこと忘れててさ……
お菓子、一個も持ってないんだよ」

そう言うとコノハはえーっ、とむくれた。

「だから、キドにでも言ってお菓子貰えば「じゃあ」……え?」

「……“イタズラ”、するから」

そうだった、と思った時にはもう遅く、
ずい、と近づいたコノハに顎をすくわれていた。

「ちょ、待っ__//」

ちゅ、とリップ音を立てて、唇が離れていく。

「シンタロー、ごちそうさま」


【最期のセリフは多分マリーちゃんの入れ知恵ですね笑
あ、雑学はモノホンですよ〜(多分)。】