大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: BLカゲプロ館・R18多め リクエスト募集中 ( No.856 )
- 日時: 2018/02/09 20:10
- 名前: ゆあら ◆IrmWJHGPjM
祝・セトコノの日!……なんですけど、
セトコノ多分書けないんでセトクロ書きます。すみません。
視点・セト
お風呂に入って、歯磨きもして、ようやく長い1日も終わる。
あとはそう、寝るだけ……なんっすけど、
「……寒い」
部屋に戻ると、俺の毛布にくるまったクロハさんがぶるぶる震えていた。
(※蛇は変温動物なので周りの温度が変化すると体温も((ry)
「クロハさんがこうして直接俺の部屋に来るのってなんか珍しいっすね!
……昼間に来ればシンタローさんやヒビヤ君とか皆いたんすけど……」
クロハさんの隣に腰掛けながら言えば、
「ダメか?」
と斜め上に俺を見上げながら聞いてくる。
「え?」
「お前だけに会いに来ちゃ、悪いか?」
クロハさんはいつもと変わらないようなすました顔で言ってるつもりかも
しれないけど、その耳がほんのり赤いことに俺は気付いている。
「そんな、全然悪くないっす!……むしろ、俺は嬉しいっすけど……//」
そう言えば、「……そうか」と頬が緩むのを堪えようとしている様子。
「ねぇ、クロハさん、俺も入れて下さいっす〜」
「やだ、寒い」
「えー、俺だって寒いんすよ……それっ!」
「ぅわ、ちょ……!」
俺はクロハさんから毛布を剥ぎ取ると、股の間にクロハさんを座らせて
自分の背中から二人羽織みたいにして毛布をかけた。
毛布の端を握った手でそのまま抱き締めてしまえば、クロハさんは俺の腕の中にすっぽりと収まる。
「どうっすか?これなら二人ともあったかいっす」
「ん……確かに」
ふっと微笑んで擦り寄ってくるクロハさんを見て、心までもがあたたかくなる。
ぬくぬくとした空間で、俺達はどちらからともなく唇を重ねた。
きっと今、俺とクロハさんが考えてることは同じだ。
だからどうか、愛しい人。
このままもう少し、一緒に。
FIN
最近こういう終わり方が多い気がする……φ(´ω`;_)
ほんのりで終わる感じが多分好きなんでしょうね〜