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2/22　猫の日*セトカノ


視点・セト


「それで……朝起きたらこうなってたんすか？」

「う、うん……//」



俺の目の前には、茶色い猫耳と尻尾が生えたカノ。
膝を抱えたまま、ちょっと目線を逸らして、恥ずかしそうにうつ向いている。



「へぇ……それにしても、よく出来てるっすね〜」



手を伸ばして耳に触れると、ピクリと反応した。
ふわふわ、もふもふしていて、気持ちいい。



「んっ//……セト、ちょっと……や、やめてよ……//」



何すか。『んっ//』って何すか？！可愛過ぎるっすよ！！……絶対嫁にしよ((



「カノ……耳、俺に触られてるので感じてるんすか？」

「や、違……！」

「顔赤いし息も荒いし……でも違うんすね。
じゃあ……こっちは？」



カノの体の横でゆらゆらと揺れていた尻尾を掴むと、
カノがビクッと体を跳ねさせたのが分かった。



「ッあ//……ん、ふ……せと、」

「尻尾もふわふわっすね〜！」



するりと撫でてみたり、きゅっと握ったりする度に
反応してくれるカノが愛しくて
声を押さえようとする姿を見て更に苛めたくなる。



「耳の先っぽと尻尾のつけ根……ここがいいんすか？」

「ぁ、あッ//　あ、〜〜〜ッ！」



耳と合わせてぐりっ、と擦るように触れば
カノは俺にしがみつくようにして甘い声を上げる。



「そんな物欲しそうな、えっちな顔して……
誘ってるんすよね？」



ドサッ、と床に押し倒すと、潤んだカノの瞳と視線が絡む。



「セト……も、僕……っ//」










「…………ってとこで目が覚めちゃったんすよ〜……
だからカノ！マリーが作ったこの薬、飲んで下さいっす！」

「ムリ」



FIN



はい。夢オチでしたー。……すみませんでしたぁっ！orz