大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: BLカゲプロ館・R18多め 目次アリ ( No.983 )
日時: 2019/07/20 18:26
名前: ゆあら ◆IrmWJHGPjM

「ぅ、く……きっつ……男でもヤる方法あるって言うからどんなもんかと思ったけど、何が凄いって程でもねぇな。
全然可愛くもねぇし、これならオンナ相手にした方が普通にいいわ」

「……だってよ?ぎゃはは、ほら、可愛く喘いでみるとかしてみなよ」

「つかあれだろ、お前が下手なだけじゃないのか?
ほら、めっちゃ冷や汗かいてるし。うわーキツそー」

その可愛くない男相手におっ勃てて無理矢理犯してる癖によく言う、とクロハは圧迫感に耐えながら思う。
そのまま男達が飽きてくれれば良かったのだが、都合の悪いことは重なるものだ。

「あの、僕、今日のためにこんなもの用意してたんだけど」

一人の男がゴソゴソと取り出したのは、錠剤の入ったいくつかの小瓶。

「うっわお前マジかよ。それ何?大丈夫なやつ?」

「でもまあ、面白そうだしいいんじゃね?コイツ体かなり丈夫らしいから大丈夫だろ」

「や、やっぱりこういうのはキモチヨクないと愉しくないでしょ。
クロハくんもこのままじゃ苦しいよね?」

男は返事も待たずして右の指で錠剤を挟むと、左の指でクロハの舌を引きずり出した。

「あ、やぇ、やえぉ!はぁせ!」

必死に抵抗するが、逃げるどころか話すことさえままならない。
流石のクロハでも、そういう系のクスリを飲まされたらどうなるか分からない。

「大丈夫大丈夫、ちゃんとキモチヨクなれるから」

男はそう言うと、錠剤を挟んだ指をクロハの喉に突っ込んだ。

ごくり。

クロハの喉が上下するのを、男はニタニタと笑いながら見ていた。



「……ぁ、」



ヤバイ、と思った時にはもう遅い。

クロハが小さな声を漏らしてフッと目の焦点が合わなくなったかと思うと、吐いていた暴言がハッ、ハッ、という荒い呼吸に変わる。
どうにか身体を支えていた腕からも完全に力が抜け、カクンと床にくずおれた。

「うおっ……なんか、こいつのナカ急に……ッ」

「効くのかなり早くね?どんな具合かちゃんと見せてよ」

「ぅ……あ、ぁあッ」

クロハに挿れたままの男がクロハの体を羽交い締めのようにして起こし、背面座位へと体制を変えた。
たったそれだけで、クロハの口からは甘い媚声が漏れ出す。

「よかったぁ、ちゃんとキモチヨクなれてるみたいだね」

さっきまで男達を射殺せそうな程睨みつけていた黄色の瞳はトロンと溶けきり、険しかった表情があどけないものに変わっている。
肌は火照ってほんのりと淡い朱に染まり、はぁはぁと荒い呼吸を繰り返しては、男の身じろぎにも喘ぎ声を漏らす。

「うわ……さっきまでとまるで別人みてぇ」

クロハのモノもいつの間にかしっかりと勃ち上がっていて、持ち上げられた脚の間でだらだらとはしたなく涎を垂らしていた。

「もういいだろ。で、それで動かれたらどうなっちゃうワケ?」

あんなに気持ち悪さと痛みしか感じなかった筈の後孔が、期待できゅんと切なげに男のモノを締め付けた。