大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: BLカゲプロ館・R18多め リクエスト募集中(ラストワン) ( No.987 )
日時: 2019/08/06 08:40
名前: ゆあら ◆IrmWJHGPjM

「そら、よっ!」

「ひ、ッあぁぁぁ______っ?!」

ずん、と体が沈みこむのと同時に、ビリビリと甘い刺激がクロハの体を駆け抜けた。 
強すぎる快感が脳天を貫き、思考を吹き飛ばす。
がくがくと全身が震え、ぴんと伸ばした爪先が、快感から逃れようとするかのように宙をかく。
たった一度の抽送で、クロハは果てた。

「うわ、挿れただけでイッてんじゃん……!トコロテン?っていうんだっけ?」

そう言うと、一度射精した余韻に震えているクロハのモノを男が軽く指で弾いた。

「あぁッ!」

それだけで、ぴゅく、とまた精液が溢れ、小さな悲鳴が上がる。

「お前ほんと……どんだけヤバいクスリ飲ませたんだよw」

指一本から与えられる刺激が数倍、数十倍にもなって返ってくる。
まるで全身に張り詰めた神経が剥き出しにされ、直に触れられているような。

奥が熱い。熱が、触れあっているソコからじんじんと広がっていく。
ドクドクと心臓の音がやけに大きく聞こえ、重たくなった腹がきゅんきゅんと疼き出す。
薬のせいだ、とクロハは必死に言い訳をする。
期待、してしまっている。
挿れられただけでこんなにキモチイイのに、このまま動かれたらどうなってしまうのか。
しこりを押し潰して、奥を叩いて、熱を放たれる想像。
それだけで、息は荒く熱くなり、腹の疼きは増すようだった。

「うッ……!こいつのナカ凄ぇ熱い。凄ぇ絡み付いてくる……」

「んなことより早く動けよwこいつの反応めっちゃ面白いんだから。お前も、おあずけ食らうのは苦しいよな?」

男がぐいと顎を持ち上げれば、クロハは期待にひくりと体を震わせた。
常の射るような鋭い眼光はなりを潜め、蜂蜜のようにとろりと蕩けた瞳を涙の膜が薄く覆っている。
はーはーと浅く荒い呼吸を繰り返す口の端から、つぅと唾液が顎を伝った。

ぐ、と膝裏に差し入れられた手に力が籠り、ゆっくりと体が持ち上げられていく。
男のモノが引き抜かれる、その排泄にも似た感覚に背筋を震わせながら、次に来るだろう大きな快感にぎゅっと目を瞑った。
あと少しで抜けきってしまいそう、そんな浅いトコロを、くぽくぽと往き来する。
もどかしい。もどかし過ぎて、頭が沸騰しそうだ。

「や、ぁ、も、……てッ……」

「んー?何て?まだやめてとか言ってんの?」

「ちが……!……れ、て!も、挿れて……ッ!」

「?!クソッ……!」

耳元で焦ったような舌打ちがして、ずん、と一気に腰を下ろされた。

「っあ、あぁぁぁぁッ!」

クロハのソコは、男のモノを奥まで咥えこんで締め付ける。
快感の渦に飲まれ、前も後ろも分からなくなって、それでも男の律動に合わせて喘ぎ続ける。

「あッ、あ!や、ぁ、あッ、ぅあ!ぁ、ん、んぅ〜……ん、ふ……ぅ、んぁ、あ、あッ!」

肌に触れる手も、口内で暴れる舌も、ナカで震える熱も、耳を犯す水音も、刺さる視線も。その全てが快楽になる。
奥を穿つ衝撃が、フッと遠退きかけた意識を引き戻して「まだ落ちちゃダメ」と笑った。