大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: 【黒バス】腐向け 黄瀬×(オリキャラ) R18 ( No.45 )
- 日時: 2017/05/03 19:53
- 名前: 無冬 ◆vczVbPqLLA
エピローグ
『朝陽』
(side:黄瀬)
洸流は昨日、相当疲れてたのか繋がった後すぐに寝てしまった。
お風呂に入れてる間もピクリとも動かなかったし。
そこでオレは明るい場所で洸流の体を必然的に見た。
背中や脇腹に痛々しい傷跡が残ってて、何かで切ったような傷やアザとかがたくさん。
ずっとボロボロでひとりで耐えてたんだ。
満身創痍なのに、いつも笑顔で。
そんな素振りなんか見せないで。
もう二度と、そんな目には遇わせない。
オレが、洸流を守る。
ずっと、傍に居る。
そう、誓うよ。
――――チュッ
気持ちよさそうに腕の中で眠る洸流の額にキスをするとくすぐったそうに身動ぎをした。
オレの告白、ちゃんと聞こえてたかな。
まあ、その前にも言ったんスけど、何か特別感あるから聞こえててほしいっスね。
「ん……ぅ……」
洸流がモゾモゾと動き出してうっすらと目を開けた。
その平穏な感じが嬉しくて声をかけずに見守る。
「んー……」
オレが起きている事に気付いてなさそう。
「……………………す、き……」
オレの服を摘まんでオレの胸に額押し付けながら、真っ赤な顔で囁かれたら……ね。
「可愛すぎっスか」
つい、思ってる事が口に出る。
びくりと判りやすく反応して洸流はベッドから抜け出そうとした。
けど、オレはそんな洸流を逃がさずに抱き締める。
「大好きっスよ、洸流」
――――愛してる。
エピローグ『朝陽』完
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