大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: 【黒バス】腐向け 黄瀬×(オリキャラ) R18 ( No.48 )
日時: 2017/09/20 12:58
名前: 無冬 ◆vczVbPqLLA

『デート』
(side:洸流)


「ふぁ〜……」
ぽかぽかの日差しが当たるソファーで小さく欠伸を溢す。
今日は涼太が午前中部活で、その帰りを涼太の家で待っていた。
午後からはデートをする約束をしてるし。
日向ぼっこをするともう春がそこまで来てるんだなって思う。
日差しが暖かくて眠くなる。
うとうと……してくる……。
ぽかぽか、暖かい……。
「うー……ん……」
眠っちゃいそう……。
チラリと時計を確認すると涼太が帰ってくるまであと一時間ほどあった。
「ちょっとだけ……」
三十分だけ寝よう。
三十分だけ。

  *  *  *

唇に何かが触れるのと同時にほのかな甘い香りがした。
良い匂い。安心する匂い。
何の匂いだろう?
「ん……?」
覚醒しきってない状態でゆっくりと瞼を持ち上げる。
視界が暗くて変に思ったけど、その原因は――――、
「っ?!」
「あ、起きたんスね」
息のかかるほど近くに涼太の顔があったから。
しかもさっきのは……!
「寝てる間に……」
恥ずかしくて口元を手で覆ってそっぽを向く。
「あまりにも気持ち良さそうに寝てたんで、イタズラしたくなったんスよ」
耳元で囁かれ、そして涼太に耳朶を甘噛みされる。
「っ……!」
涼太のその言葉ではっとなり、体を起こして時計を確認したら、眠ってから一時間半も経っていた。
「ご、ごめん結構寝てた……」
素直に謝ると涼太はクスリと笑って「良いっスよ」って答えてくれた。
「家で二人っきりも悪くないっスからね」

その言葉と、その微笑みに含まれる意味に鈍感な僕は気付かなかった。

Re: 【黒バス】腐向け 黄瀬×(オリキャラ) R18 ( No.49 )
日時: 2017/05/03 20:00
名前: 無冬 ◆vczVbPqLLA

(side:洸流)続き


リビングをぐちゅぐちゅという水音と僕の熱っぽい呼吸の音が満たしてた。
「まっ、んんッ……っ……はぁ、っ……」
今僕が涼太に跨がる体勢で、一つになっている。
僕の体重がかかっているからかいつもは届かないような所にまで届いてて背筋がゾクゾクする。
「こ、れ……やだ……ッ!」
この体勢は嫌だと訴えたら涼太が急に突き上げてきた。
「やっ、うご、かなっ……んんッ!」
何度も突き上げられて中を擦られ、気持ちの良い所に当たるから余計に切な気な声ばかりが溢れて、絶頂へ導かれる。
達するのをどうにか堪えようと涼太に必死に掴まる。
「我慢しなくったって良いっスよ」
頑張って堪えているのに甘い誘惑をされ、更にはキスまでされた。
「ッ……ん、ふ……」
舌を絡めとられ、少しずつ体から力が抜けていってしまう。

「――――んんんッ…………っ、あ……は、ぁっ……」
唇が離れるのとほぼ同時に達すると一気に倦怠感に襲われ、涼太の肩口に顔を埋める。
呼吸を整えてから涼太から体を離そうと腰を浮かせる。
「ダメっスよ」
そう囁かれ、腰を押さえ付けられてまた涼太が奥を突く。
「っあッ?!」
顔を上げて涼太を見ると薄く笑っていた。
その笑顔にとても不安を覚える。なぜならさっき見たのと同じ笑みだから。
「まだまだ"デート"は終わらせないっスよ」


そのあと僕達はベッドに移動して何度も体を重ねた。
翌日、僕は立つのが困難になるほどだった。


『デート』完