大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: 【色んな版.権.芥敦.執筆中】駄作・雑多缶【R18腐】 ( No.19 )
日時: 2017/07/28 05:33
名前: 烙 ◆nI0A1IA1oU

>>13 芥敦でケーキバース〜【その目に映る焦がれを】その2 ※モブレ

 僕(やつがれ)の師が調べて来いと命令があった。きっと僕しか出来ぬ、頼めぬことだと思い、報告しに行けば人虎とあの方がそのことについて話しているのに気付き、僕の人虎に対する敵意が増してしまうやも知れぬと思ったがどうやら知らぬらしい......

 ケーキバース、食べられる側はある特定の人に対する感情が違う感情に変わる時の脳内周波を送るときに分泌される変化で体臭が異なり身体、匂いが甘くなる後者と生まれながらの前者があること、食べられる側はケーキ、食べる側はフォークと呼ばれると太宰さんに報告した、よく頑張ったねと言われたような気がしたが僕は三日三晩その事について調べていたのでまた太宰さんの前で意識が途切れてしまった


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「いっ?!」

 自分のモ.ノを行きなり強く掴まれた敦は、驚きと痛みで服を掴んでいた手を放すと同時に目の前に居る人の舌が口から放れ上唇から鼻先に掛けて舐められてしまいながらも、地面に両手をつく

 猫が伸びをするようなポーズになっているのと外気に晒されている感覚にぞわりとして目尻に貯めていた涙が溢れて零れ落ちながらも涙声で


「やっ!はなしてくださっ....っ?!い"、あああ"っ!!」

 此方の言葉には耳を貸さずに背後に居る人はごりごりと乱暴に敦のモ.ノとゴツい手のひらで扱かれて、敦は悲鳴を上げる。濡らしてもなく強く掴んだまま上下に擦る動作もそこから来る摩擦熱も痛みでしかないがこの体勢では膝を曲げることが出来ないため、痛みから逃れようと更に地面に顔を近づけて腰をくねらせる


「うぐっ?!」

 その様に、目の前に居る人は何を思ったのか、自身のモ.ノを取り出して、背後に居る人と同様に乱暴に敦の頭を掴んで顔を上げさせて痛みで悶(もだ)えている敦の口に捩じ込ませるように自身のモ.ノを無理矢理突っ込んだ

 口の中に広がる青臭く生々しい匂い、不快感、喉の奥まで一気に入れらた圧迫感に吐き気が込み上げて、立ち眩みが起きた時のように目の前が砂嵐になり、意識が飛びそうになる中

 聞き覚えのある声が脳裏かそれとも本当に近くに居るのかも分からないが耳に入ってきた、人虎(じんこ)と呼ぶ彼の声がその事に驚きよりも戸惑いが生(しょう)じて思わず目を閉じた

 何で、太宰(だざい)さんでも国木田(くにきだ)さんでもなく彼奴(アイツ)の声が聞こえるんだ。さっきもだった、僕は彼奴の言葉で怯えずに済んだ........どうして、探偵社の人たちじゃなくお前なんだ、芥川(あくたがわ)....うるさい、僕は........お前になんか助けられたくはないんだ!

 目を閉じても砂嵐になっていたのには変わらなかったが砂嵐の中にはっきりと映し出された彼の姿に敦は、必死で違うと心の声に近いその現象を否定する

 彼、芥川 龍之介(りゅうのすけ)は敦の言う通り、敦が属している探偵社の人ではなく闇を暗躍するポートマフィアの一員で探偵社の敵とも呼べる組織で、助ける、助け合うことは本来望めない仲にある。その上敦は芥川に幾度となく刺され、切断され、殺.されかけた過去を持つため尚更、あり得ないことだった

 自分が彼の助けを求めていることに、会う度にいがみ合い、互いに殺しに掛かるような喧嘩しているのにどうして僕は

 そこまで、思考を巡らしていたが突然に現実に戻される。それは自分の体を駆け巡るようなピリリッとした感覚に体を思いっきり反(そ)らして


「ひぅうっ!?」

 目の前に居る男のモ.ノが反らした反動で口から抜けて自分じゃない甲高い声が口から洩れると共に自分のモ.ノから白い液を呆気なく出してしまう。背後に居る男が意識が朧気になっている時に敦の後ろ孔に指を入れて、前立.腺を見つけて押すと同時に扱いたからだった

 痛みと苦しさ、不快感、圧迫感の中で生まれた僅かな快楽と同性にやられてイってしまった自分に混乱するも整理がつかないまま、後ろ孔に何時の間にか背後に居る男のモ.ノが宛(あて)がわれたかと思えば一気に奥まで貫かれる


「ひあああ"〜っ!!?」

 かはっと口から息が吐き出されるような声を上げてから下半身から来る圧迫感と解されてもいなく濡らしてもない肉と肉が擦れる以上な痛みに先程よりも一段と大きい悲鳴を上げ、止めどなく涙が溢れあまりの痛さに敦は意識が飛び掛けたが、それを許さないようにまた口の中にモ.ノを入れられ、再び前立.腺を押されば

 また痛みを塗り替えるように、快楽が身体中を駆け巡って更には敦のモ.ノを扱いている手に敦が吐いた液で滑りがよくなっているのと口の中に入っているモ.ノが濡れて徐々に卑.猥な音が敦の耳に入ってきて整理がついてない状態の敦は

 痛いはずなのに気持ち良いと思っている自分に明らかに痛みの方が強いはずが時おり来る快楽に痛いのか気持ちいいのか分からなくなり、少しでも痛みから逃れようと無意識に自分から腰を動かす

 その事に気付いた男性らはクスクスと笑い、無意識に敦が腰を動かすと共に出てきた敦の異能である虎の耳と尻尾を見て二人が犯.しているのを見ていただけだった周りの連中もその輪に加わっていく

 尻尾の根元をぐにぐにと強弱をつけながら揉むように掴む者や、敦の背を逆撫でする者、敦に生えた虎耳を毛繕いするように舐める者まで現れて敦は次第に快楽に呑まれていった

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 一体何れくらい経ったのだろう、乱れきった服にふわふわしている頭、飛びそうで飛ばない意識、痛いと快楽が同時に来ると痛いのが気持ち良いと錯覚しそうになりつつある頭で、ぼんやりと自分が犯されているはずが敦はまるで体と意識が切り取られたような感覚を憶え始める

__僕が犯されているんじゃない、こんなのは違うんだ!だってこんなにもはっきりしている、これは夢だ、夢なんだ!

 自分の篭った声が遠くで聞こえて、もう意識はとっくに飛んでるんじゃないかと思うほど、意識が体についていかず、この状況を否定している自分が居る

 肉と肉を打ち付ける音と水交じりの卑.猥な音すら遠くに感じて現実味がなくなっていく中でまた彼奴の声が聞こてきた


___じ......んこ......人虎__

「人虎!僕(やつがれ)が居ぬ間に...ッ.その様な無様な姿を僕にッ......何とか言わぬか?!人虎!」

 何回めの人虎と彼が呼んだ声にぼーーっとしていた頭が次第に覚醒すると同時にぱちんっと頬に何かがあたった、それも一回だけじゃなく何度もぱちんっと両頬にあたっているのは彼の手だった

 いつの間にか目の前に居た彼に敦は目を疑ったように見張り、彼の名を徐に口にしようと口を開けるが

 途端に苦味が戻ってきて吐き気がし腰がやけに重くずきずきと来る痛みにその場に蹲(うずくま)るようにして倒れ

 あ、あくたが、わ........と敦は声を発する気力もなく口のみで彼の名を呼んで、敵なのに何故か来てくれたことに安堵して眠りにつくように意識を手放す
 

「ッ........何時ものように掛かって来ぬのか、それほどまでに人虎は........ッそれも人虎の甘さ故!」

 何故こんなにも荒上げてしまう自分が居るのかも分からずに再び昏倒した敦の襟首を掴んで無理矢理立たせて、苛立ちのままに眠るように気絶している敦にぶつける

 自分を犠牲にするような真似をする人虎、芥川とは異なる存在である敦は幾度となく会い、会う度に闘うような関係でまだ芥川は敦の名を呼んだことはなく敦の方は芥川と呼んでいた


 だからか、不意に怒鳴るように叫ぶのを止めて苛立ちを消すようにゆっくり、ゆっくり口を一旦閉ざして、目を閉じ息を吐いてからじっと眠るように気絶した敦を見ると


「........敦、起きぬと僕がこのまま貴様を八つ裂きに否、それだとつまら............ん?」

 呼んだことは1度もない名を呼ぶのはこれが初めてになる、芥川は物騒な物言いをするもその表情は悲痛に満ちていた、何故もっと早くこの場所を通らなかったのだろうかと何故人虎は助けを呼ばなかったのだろうとこんな姿の人虎を目の当たりにしてこんなに悔しいのか、自分にも人虎にも腹が立つのか分からない

 イライラとしているもう起きたこと、過ぎたことでどうしようもないのは、分かっていたが言わずには居られなかった芥川は、不意に気付く

 甘い匂いがしているとそれも敦から発していた、そう云えばと芥川は思い返すように口にする

「襲っていた輩は酔っていたように貪っていた........まるで御馳走を食べるかのように、これが原因と云うのか?」

 敦を放してその匂いにあてられたかのようにふらりと後ろへ退避して、鼻を袖口で覆うも、敦を放って去ることが出来ずに暫く考えた後、自身の異能を使って敦を包むように抱くと人目を避けるように芥川は自分の家へ向かうことにした



_______続く