大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: 【色んな版.権.芥敦.執筆中】駄作・雑多缶【R18腐】 ( No.23 )
- 日時: 2017/06/19 23:57
- 名前: だらく ◆nI0A1IA1oU
突然だが太宰誕生祭(?)、書きます!
〜太国よりで【当人が忘れがちな日でもある】〜
「え?太宰の誕生日ですか?」
出勤して何時も通りならば国木田は通常業務であるデスクワークをしている筈だが社長室に居た、その理由は太宰のことだった
しかも、太宰の誕生日だと云う日まであまり猶予がない日に行きなり社長に呼び出されるまでは奴の誕生日を知らなかったため、組合(コンビ)になってからそんなに経ってはいないが組まされた以上は知って置くべき類いだった
「嗚呼、そうだ だが、生憎前日と当日、次の日は国木田と太宰の分しか休みに出来なくてな、此処で祝っても構わないが........乱歩が云うには当日は自殺日和らしく探し連れてくることが困難、仮に連れてくるとしても他の常務が滞る、皆の疲労が蓄積される悲惨な日になるという、すまんが頼めるか?........同盟を結んでいるポートマフィアの頭領からの直々の依頼だ、太宰の誕生日祝うか元相棒と居合わせるようにするかのどちらかで善いそうだ」
淡々と真顔とも呼べる顔でつらつらと噛むこともなく告げる社長こと、福沢諭吉は国木田の師でもあり福沢は国木田を見込んでいる。見込んでいるが故に国木田が以前言っていた
__悪魔(デビル)と悪霊(ガイスト)と貧乏神が合体したような奴、太宰治と組ませていた
国木田に任せっぱなしだとは思っては居るが、国木田と太宰を見て思いあたる節がある
私と乱歩だ、酷似していると云っても過言なほどに、国木田も国木田で心から嫌がってはないと分かっていたからでもあり
国木田が僅かな期間で太宰を探偵として見れば最高の逸材です、数年と待たず、奴は探偵屈指の調査員となるとまで言ったために太宰と組合は継続、後輩である太宰の面倒は国木田に任せていた
弟子である国木田は、眉間に皺を寄せて数秒間考え込んだ後にまるで腹を括ったように社長の方を見れば
「太宰の件は分かりました、その依頼引き受けます .......処で社長、もし宜しければ午後は請暇したいのですが」