大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re:【文スト.ホードス.執筆開始】誕生日ネタ【r18】 ( No.27 )
- 日時: 2017/07/06 23:54
- 名前: だらく ◆nI0A1IA1oU
※前置き
はい、次々と中途半端が増えていますが、二日遅れのホーソーン誕生祭(?)行いたいと思います、まあ文ストのだから誕生祭ではないような(←)ホーソーンさん、ドストエフスキーと同じくらいに原作にあまり出ていらっしゃらないので2レスのみ使って書きます。....七月は何だか誕生日の方が多いですねー....二日遅れですが、牧師様、おめでとうごさいます、貴方の出番もっと増えるよう御祈り致します、か、神のご加護がありますように←
〜ホードスよりでホーソーン、誕生日〜【芽生えたこの想いと共に】
あの日以来僕(ぼく)は可笑しいようです........釈放されてからの数日いいえ、投降された日からになりますか.......牧師殿のことが頭に浮かんでくるばかりで、他に頭を使うと云うことが儘ならない
___こんなこと初めてです、余程僕は牧師殿が気に入っていたようです
「........そう云えば、牧師殿の誕生日は7月4日......会うのには都合が善(い)いですね、会ってきましょうか、彼に」
自分の爪を無意識に噛みながらパソコンの画面を見つめていたが、不意に画面に表示されている日付が目に留(と)まり、頭の中に占めている牧師の誕生日が近いことを思い出してつい声に出してしまう
何時もの不気味な笑みとはうって変わって何処と無く嬉しそうな笑みを僅かにしてパソコンの電源を落とした彼はフョードル・ドストエフスキーという名で異能は『罪と罰』過去に接触したという太宰ですらその能力を知り得ていない、否(いや)、そもそも太宰は異能を無効化するため太宰の前では不発に終わってしまうので見る機会はあまりないだろうが、一説では彼に触れた特務科の人間が即死したことから戦闘系の異能とされているが実のところ定かではない
肩まで伸びている黒髪に一切日を浴びていないは色白を通り越して不健康そうに見える肌に細身の体躯は如何にも貧弱そうに見え、その様は宛(さなが)ら吸血鬼のようだった
そんなドストエフスキーが、思わず声に出してしまうほど脳内を占めている牧師殿の名はナサニエル・ホーソーンというのだが、彼は敢えて牧師殿と呼んでいた
理由としては簡単だった、否簡単と云うには少し違っていたが強いて云うならば互いに利害が一致していたに過ぎないが、自分からしてみればそれは勧誘した人材で、彼の異能は万能で何よりも
「........はあ、やっぱり可笑しいようです 何故こんなにも脳内を占めているのか今までになかった........これが何なのか分からない僕にもですが」
口に出していかなければ延々と牧師殿のことを考えている気がして、ドストエフスキーは敢えて口に出すようにしていく
口に出しながらも、スマホを出して他の人よりも少々手馴れた手つきでリサーチを開始する本当はパソコンの方がハッキング否、クラッキングしやすいのだが実はスマホでも出来なくはないため新しい地下住まいから地上へ繋がる階段を上(のぼ)りつつ
その作業をしているが、それは意図的にやっていることではなく無意識にやっている作業だと云うことには気づいてなく彼がそれに気づくのはもう少し先のことになるのだが、それは置いておこう
ドストエフスキーは、スマホに表示されている地図に赤い点滅が表示されたのを見て口許を僅かに嬉しそうに吊り上げて自分の指を咥(くわ)えるように爪を噛むと
「.......前に聞いた通りだったのは意外ですが、少しほっとしました これで牧師殿に会いに行っても大丈夫ですね、後は........誕生日の品です....それとお詫びの品も....ですね、どんなものが喜んでもらえるか........悩ましいですがお店に行ってみましょうか」
地上へと出てきたドストエフスキーは日差しを浴びて、反射的に目を細めて少し眩しそうにし、光を避けるように日影に足を運びながらも店に向かう
___やはり、日常品や食品の方が実用的ですし........でも生物(なまもの)は日保ちしませんし日常品にしましょうか
贈り相手が女性ならば........美容品か髪飾りとかの装飾品でしょうか、どちらにしてもあまり縁のない話ですね
それに相手は僕と同じ男性で........牧師殿ですからそう云った類いは身に付けないでしょうか........形のあるものはあまり良くないですよね
「........ですが、形のあるものを贈りたいって云うのはあります、ね........ミサンガとかならば呪(まじな)いものですし暫くは身に付けてくれるかもしれませんが、次あった時には切れてますよね........僕のも買いましょうか、これだけでは足りませんね」
ーーーー >>28 へ 続く ーーー