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〜in海〜

シンタローsaid

クソ暑い……誰だ海行こうって言ったのは……

「…シンタロー、言ったのクロハだよ？…」

「……。…え、何、お前何時から盗む能力手に入れたの？」

「ううん…声に出てた…」

マジか。クロハ居なくて助かった……。つか着替えんの遅いな…

「…何か遅くねぇか？流石に着替え終わってると思うんだが……」

「…。…僕ちょっと見てくr((「待て待て待て、何抜け駆けしようとしてるんだ？行かさねーよ？」……シンタロー…目が笑って無い…」

そりゃコノハ、抜け駆けしようとするお前のせいだ。

「……変な奴に絡まれてた…って、何してるんだ…」

……ん？今何か変な奴に絡まれてたって聞こえた気が…俺の聞き間違えかな？聞き間違えだと嬉しいんだが

「変な奴……クロハ、大丈夫だった…？」

「？連れて行かれそうにはなったが…大丈夫だぞ…？」

「………クロハ、其奴の特徴とか分かるか？」

「お、おい…シンタロー？顔が怖いぞ……」

ん？怖い？そんな訳無いだろ。

「いや、あるからな…？今にも人殺しそうな感じだぞ…」

「…心読むなよ……」

「声に出てたが……」

……。俺って思ってた以上に口固くねぇのかな……

「なぁ……僕を連れて行こうとした奴を構うよりも早く行きたいのだが……駄目なのか…？…」

「よし、行くか」

彼処で萌え袖で口隠しに首傾げは反則だろ！可愛すぎか

「…クロハ、早く行こう…」

「あ、あぁ」

「って、おい！抜け駆けするなって言ってんだろコノハ！」

少しクロハから目を離した隙にコノハがクロハの手を引き浜辺へと歩いてるのを見付けた俺は直ぐ様追い掛けクロハの腰に腕を回した