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貴音said

勝負も終えて外に出て貰った2人を呼ぼうとしたら話し声が聞こえた
当然私達は会話が気になって聞くことに

まぁ、盗み聞きなんていけないんだろうけど…気になるものは仕方ないのよ←

『クロハって、何だかんだ言ってもシンタロー君の事大好きだよね〜』

『ぅ……そ、そう言うお前はどう、なんだよ……』

……あのクロハが折れてる…
と言うか！絶対私の事聞こうとしてる！？

『え？大好きだよ？』

『……何の恥じらいもねぇのな…』

「…ほんと何の恥じらいもなく言ったな。…なぁ？榎本センパーイw」

ほんっとムカつく！こう言う時だけ先輩呼び！

『クロハはどう〜？』

『ぅ……うぅ……だ、大好き……』

あ…このパターンは……
唐突に静かになった彼奴を私は横目で見てみたら案の定ノックアウトしていた

「ん”ん”ッ…！可愛過ぎだろ…」

アンタは変態過ぎるわ。シンタローにとってクロハが可愛いのは充分過ぎるぐらいに皆分かってる。でもね？いくら何でもそれは変態過ぎると思うのよ

今の彼奴の状態を言うと、鼻と下を押さえている状態。これを変態と言わないでどう言うのよ…

「…ほんと、何でクロハはアンタみたいな変態を好きになったのかしらねぇ？」

「…変態言うな。クロハが可愛過ぎるのがいけないんだ」

「あーはいはい、分かってるわよ」

はぁ…早く他行ってくんないかな…