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〜inクロハの部屋〜

クロハsaid

……今は昼の何時頃だろうか…
久し振りに昼寝をした俺はゆっくりと起き上がり、携帯で時間を見た

「……2時過ぎ…確か10時過ぎに寝たから……まぁまぁ寝てる方か」

寝起きでフラフラとしながらも部屋を後にして俺はキッチンに向かった
向かう途中、メンバーの部屋があるのだが…カノの部屋から話し声がする……それも男全員だ。何か俺だけ除け者にされてるみたいでイラッと来たが…寝ていたから仕方ない…そう言い聞かせ、何と無くドアをノックした

シンタローsaid

「……なぁ、話してる所悪ぃけど、ノックしてるし、誰か来てんぞ？」

俺がそう言うと皆は聞こえて無かったのだろう、不思議そうにしてた。…いや、不思議そうにされても困るんだが……

「ちょーっと待ってね〜、、っと、あれクロハ君、如何したの？」

「いや…話し声聞こえて来たから……入って良いか…？」

「良いよ良いよーw」

「ん……」

どうやら、ノックしたのはクロハだったらしい。入って来て直ぐに俺の膝に座った
……これは…寝起きだな、、珍しく昼寝でもしてたのか
クロハは寝起きで俺の所に来るとこうやって膝に座って来る事が多い。俺としては嬉しい事だ
そんな事を思い乍、俺は何気に腕を前に回して抱き締める形にしている。クロハもそれを拒もうとしないから皆が羨ましそうに見てくる

……クロハは俺のなのになー
俺はそう思い乍も“やらない”と言わんばかりに抱き締めた。その際、口角が上がってる気がした
いや、きっと上がってる。それも悪い笑みの方にだ

−END−