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※死ネタ含みます

〜妖時代〜

クロハsaid

「…は、はは……また、か……でも…良かった……見えない所で……心配させて迷惑掛けたくねぇし…な……」

猫又と八岐大蛇のハーフ…ハーフと言うだけで僕は周りから嫌われていた。ただ1人を除いて

「クロハー！わ、悪いな…遅くなって……」

「いや…平気だ、シンタロー」

「そっか…良かった、、」

“シンタロー”僕がそう呼んだ奴は当然妖で九尾狐だ。そして唯一僕を嫌いにならず、好きと言ってくれた…今、付き合ってる大切な人だ

嫌われてる事は伝えてないが、ハーフと言う事は伝えてる。それでも好きで居てくれている。僕はシンタローと会うこの時間が1番幸せだ。嫌な事も無くなる…唯一落ち着ける時間

でも、まさかこれが最後だとは思わなかった……

僕はまた何時もの様に攻撃を受けてた……でも少し変だった…今日は水辺で居る所を狙われた。何時もなら森の中だ…何だか嫌な予感がして逃げ出そうとした、、だがそれを許してはくれなかった…

「ぁ”…ｯ…！」

首への違和感と息苦しさを感じ、まさかと思い僕は首を…震える手で触れた
…当たりだった。首には紐を掛けられてた……

…あぁ…絞め殺されるのか……
殺されると言うのに…苦しいと言うのに僕は何故か頭では冷静だった

「ｯ…ｯ…！…ｺﾞﾎﾞｯ！？」

締めるだけじゃない…!?まさ、か…最初からこれが狙、いで……

頭を押さえ付けられて顔を上げれない僕は息も出来ず、唯々朦朧として動けなくなり、意識が遠退いて行くのを待った──