大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: カゲプロBL【クロハ受け】シン黒コノで前世パロ連載中 ( No.43 )
日時: 2017/04/07 16:50
名前: 殺薇*狂喜の傀儡師*

※死ネタ含みます

シンタローsaid

同族殺し、狂ってる、悪魔狩りの悪魔…
俺はそう言われた。同族殺し?昔は当然の様にされた。狂ってる?違うな、俺は狂わされた。悪魔狩りの悪魔……俺は彼奴に…クロハに害を与え様としてる奴を狩ってるだけだ

人間界では彼奴に会ったエクソシストが全員変死体で見付かる…だから彼奴が何かしたと噂が立てられていた。あれは人間が手を加えて出来る様な死に方じゃない。だが、悪魔なら?そこそこ強い奴なら簡単に出来る
今度こそ彼奴を守る…たとえ彼奴が覚えて居なくても、俺は守ると…そう決めていた

なのに何時も手遅れなのは…何故だ……

《クロハが火炙りされてる同時刻》

「…弱いな……けど、これで大丈夫か」

俺が来た頃にはもうエクソシストらしき人間は殺されていた。彼奴に会う予定だったらしい。予定帳が見付かった
これでもう、彼奴が疑われる事は無い。そう安心したのもつかの間、どっかから煙が上がってた
彼処は……魔女狩りの炙り場……?魔女でも見付か__まさか!
俺は魔女が見付かったのかと思った、だがそれも一瞬で嫌な予感に変わった。

考えるよりも先に、身体が動いていた。ただ夢中で煙の上がる方へと向かった。嫌な予感が当たらない事を願って──

…現実は残酷だ。俺の嫌な予感は的中し……彼奴は殺されていた。周りに居た人間は笑っていた。それを見た俺の中で…何かが切れる様な音がした

気が付くと俺の周りは真っ赤な血の海だった。あぁ、そうか…俺が殺したのか。
何故だか俺は人間を殺したと言うのに冷静だった。いや、もしかしたら、人間の皮を被った悪魔だったのだろう

俺はその後魔界へと帰った。死ぬには殺される方が手っ取り早いと思ったからだ。

そして案の定、俺はお怒りに触れる事が出来た。殺して貰える。殺し方は心臓部を貫かれる事だった。正直死ねるなら何でも良かった

心臓部を貫かれ、最初は苦しかったが直ぐにそれも無くなり、意識が途絶えた──