大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: カゲプロBL【クロハ受け】シン黒コノで前世パロ連載中 ( No.45 )
- 日時: 2017/04/07 20:15
- 名前: 殺薇*狂喜の傀儡師*
〜真っ白な空間〜
シンタローsaid
冴える蛇…彼奴があの水の中に消えて大分経った。そして、俺の中にあったモヤモヤも今やっと消えた
俺は何故、彼奴の事を忘れて居たのだろうか…
狂ってしまう程愛おしかった彼奴を…クロハを俺は傷付けてしまった。謝りたい
俺は謝りたい気持ちでいっぱいだった。今直ぐにでも謝りに行きたい
そう思った。でも俺は先に皆にクロハの過去を話した。話終えると泣いてる奴や言った事に後悔した表情の奴が居た。……それを見た俺は、クロハが消えた水の元へ行き自ら入って潜った
最初は光があったが下に行くにつれて暗くなっていた
クロハはもっと下だろうか…、そう思い乍更に下へ泳いだ
暫く泳いでるとクロハを見付けた
「…クロハ!」
ずっと潜ってるが息苦しく無かった、なら声も出るだろうかと思い声を出してみたら…案の定、出た。だが、クロハには聞こえなかった様だ…俺はもっと近くに行き、もう1度、彼奴の名前を呼んだ
そしたら今度は気付いてくれた様だ。驚いた顔をしていた
俺は直ぐ様、抱き締め謝った。謝った事にも驚いてた。そして何か言いたいのだろうか口を開いてたが、何も言わなかった。…声が出ないのだろうか……此処から出れば、声も出るだろうか…?そう思った俺は向きを変えて上へと泳いだ
遠かった距離の筈が何故か直ぐに光が見えた
俺は先に上がり、その後にクロハの手を引き、陸に上げた
クロハは皆が怖いのか目を瞑って耳を塞いでいた
けど、何もして来ないから不思議に思ったのか目を開けた。皆を見た途端、何が何だか分からないと言う顔をしていたから俺は「皆、お前の過去にどんな事があったのか知って後悔してるんだ」そう言ったら「…そうか……」なんて昔と変わらない冷たさで答えるもんだから、俺は思わず困った様に笑い、“相変わらずだな”と言った
そしたら「…嘘。こんな俺に後悔して泣いてくれた…シンタローは思い出してくれた……それだけで嬉しかった」クロハは笑い乍言った。今迄の作り笑顔じゃなく、ちゃんとした笑顔でだ
−END−