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《クロハが起きる数時間前》

？said

俺はつい最近、エクソシストに悪魔祓いを頼んだ。場所は悪魔が棲む森。彼処はエクソシストですら、寄り付かない場所だから、頼むのに一苦労したなぁ、、でも依頼を受けてくれた♪

今頃きっと、他の悪魔に気絶させられてるだろうなぁ…そしてあの大木の前に寝かされてる筈！
あぁ、やっと触れられると思うと…嬉しくて堪らない！早く行かなきゃな♪

俺は依頼主の姿のまま、ずっと触りたかった彼が居る森の奥へと急いだ

《今に至る》

「…はっ…これは、悪趣味な奴が操ってるってか」

彼が拘束されてる所の近くに着いたらそんな声が聞こえた

悪趣味とは酷いなぁ、、まぁ良いけどっ。何たって、彼を…俺が独り占め出来るからね！

「エクソシスト様!?だ、大丈夫ですか!?」

「お前は……依頼主か…。一体これの何処が、大丈夫に見えるんだ…」

「す、すみません…大丈夫じゃないですね。えっと、力で何とかする…等は出来ないのですか？」

力が今もあるのか確認で聞いてみた。力があると俺、触れないからなぁ

「…無理だな。何故か発せられん…」

「そ、そうですか…。…ふ、ふふ…」

「…あ？何が可笑しい…」

「あぁ、すみません。いやー、良かった、エクソシストの力が出せなくて」

俺がそう言うと彼が意味が分からないって顔をするからｸﾙﾝｯと1回転をしてみせた。俺は元の姿で立ってるから、見たら驚くだろうなぁ

そんな事を思い乍、彼の顔を見てみた