大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: 太中を中心に文ストBL小説が書きたいんじゃ ( No.17 )
日時: 2017/04/26 15:51
名前: 犬神
参照: 卍←

【続き】


「ッ……本当にどうしたの?何時もの中也らしくも無い……」

俺を抱け。確かに中也はそう言った。
太宰の心臓が一度ドクンと大きく刎ねた。自身の理性がプツリプツリという音を立てながら、少しずつ切れていっていることがよく判る。
本当に、本当に後もう少しで理性が完全に切れる寸前でなんとか踏み留まり、中也にぎこちない笑みで問いかけた。
中也はそんな太宰の気持ちに気付いているのかいないのか、少し据わった目で太宰を見詰めながら話す。

「ぁ、いや、その、だな……何か……手前にキスされてから身体が凄ェ熱ィンだ……そ、れに……心臓もバクバクいってて……もしかしたら、俺……手前の事好きなんじゃないかって思っ、て……だな……、その……つい…………口が……」

話していく内にどんどん顔が赤くなり、声も小さくなっていく中也に、太宰は一瞬全ての感情が無になり、思わず真顔になってしまった。
中也が?私の事を?好き?
……私は夢でも見ているんだろうか、と、太宰は本気で考えていた。

「……ぁ、や……やっぱり嫌……だよな」

まだ赤い侭の顔を下に向かせた中也に対し、太宰は何時の間にか中也に抱き着いていた。

「だ……太宰?」

「嫌じゃない、寧ろ嬉しい」

太宰の”嬉しい”という言葉に、中也は元から赤かった顔を更に赤くした。

「……折角の中也からのお誘い、断る訳にはいかないよねえ」

抱き着くのを止め、太宰は中也の顔を見て言った。
中也は俯くのを止め、そろそろと顔を上げて太宰の顔を見た。まさか本当にするとは……と思いながら。
そして同時にこう思った。

――あ、やっぱり”抱け”なんて言わなかった方が良かッたかもしれねえ。

その時、中也を見る太宰の目は、まるで獣の様にギラギラと光っていた。


切ります。短いですね、あと、次回にR入りますとか言って入りませんでしたね、ごめんなさい←
どんだけ入らねえんだよ、さっさと入れろやボケエって思ってますよねすいません←
いや、でも…次回には入る!というか入らせます!!流石にこれ以上はやばい!((

更新が遅れて申し訳ございません!もしかするとこの先もこんな感じかもしれません…。
更新速度は不定期ですが、これからもこの小説を読んでいただければ、と思います。
………グダグダですけど。←