大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: ないしょのないしょ ( No.2 )
- 日時: 2017/05/04 15:19
- 名前: アイリス
「碧斗に痴漢するなんてやるな」
「だからそれは、誤解だよ!」
僕は、大声を出してすかさず反論をした。
僕の声を聴いて銀髪でロングヘアー、背丈は、130くらいで、容姿が同じ男の子が二人近づいてきた。
「ほら充、あんまり真人をからかったら可哀そうだよ」
銀髪の男の子は、軽く黒髪の男の子の頭を叩いた。
「いや〜〜〜悪い悪い、つい真人が可愛らしくて虐めたくなったよ」
充は、すまなそうに自分の後ろ髪を触って苦笑いを浮かべた。
「そういえば自己紹介がまだだったね。
俺の名前は、白原充」
充は、充を叩いた銀髪の男の子の方に指を向けた。
「でこいつが緑間光で……」
充は、光の陰に隠れている銀髪の男の子の肩を触った。
「でこの子が光の双子の弟の緑間晶」
充は、意地悪っぽくにやにやしながら微笑みふて腐れて窓の外を見ている碧斗の方に親指を向けた。
「最後に真人が痴漢した相沢碧斗だ」
「だからそれは、誤解だっていってるでしょう!」
僕は、自分の両手を握りしめて力いっぱいに反論した。
「あはは〜〜〜、ごめんって冗談だよ、真人」
充は、楽しそうに右手を振り笑うと僕に謝った。
「で真人は、碧斗にどんな事をしたんだ?」
充は、興味深くわくわくしたように僕の顔を覗き込んだ。
「それは、僕も気になるな」
光も興味深そうに僕を見つめた。
「えっ!?」
僕は、慌てて立ち上がり碧斗の方を向くと碧斗の目が合うと碧斗との朝の出来事を思い出し僕の顔が真っ赤になった。
「うっ!?」
碧斗も僕と目が合うと僕との朝の出来事を思い出し顔が真っ赤になった。
「二人とも顔が赤いけれども大丈夫……?」
晶は、光の後ろから出ると僕に近寄り心配そうに僕と碧斗を交互に見つめた。
「えっ、だ、大丈夫だよ」
僕は、晶に見つめられて顔を赤らめて晶から視線を逸らした。
「大丈夫に決まってる!」
碧斗は、晶に見つめられて顔を赤らめて大声を出して反論した。
「そうですか、真人君と碧斗君が大丈夫だというのでしたら二人を信じます。
でも無理したら駄目ですよ……」
晶は、碧斗の大声を聞いて怖がったように体を一回震わせてびくってして自分の両手を前で握りしめて僕と碧斗を見渡し恐々と話した。
「ありがとう、晶、無理しないように気を付けるね」
「あ〜〜〜〜もう晶は、二人を心配するだなんて優しくて本当に良い子だね」
光は、晶に抱きつき晶を可愛がるように頬ずりをした。
「ちょっと光止めてよ、こそばゆいって」
晶は、光に抱きつかれて頬ずりされるとこそばゆそうに体を震わせた。
僕は、光と晶の二人のやり取りを見て僕が碧斗にした事の追求から逃れたみたいでほっとしたように胸を撫で下ろした。
放課後になると一人で山にある天体展望台に向かった。
天体望遠台の施設は、廃墟になっていた。
「ここの天体望遠台は、閉鎖したんだ。
残念だな……」
僕は、天体展望台の建物の扉を開けようとしたら扉の鍵は、かかっていなくて扉がすんなり開いた。
建物の中に入ると天井が開けていてマットが敷かれている天体観測ができる場所に出た。
僕は、マットの上で横になった。
「ここは、何も変わっていないな……」
「あ〜〜ここに関係ない人が入っては、いけないんだぞ!」
声が聞こえた方を向くと碧斗が右手の人差し指を僕の方に指さして立っていた。
「それを言ったら碧斗だって関係者じゃないだろ」
僕は、ため息を吐き冷たい眼差しで碧斗を見つめた。
「俺は、良いんだよ」
碧斗は、威張ったように胸を張りながら述べると僕の横に座った。
「もうそれは、どういう理屈なんだよ……」
僕は、苦笑いを浮かべながら碧斗を見つめた。
屁理屈を言う碧斗が可愛らしくて好感が持てた。
「で学校は、慣れた?」
碧斗は、僕の方を向いて首を少しだけ傾げた。
「慣れたって今日、転校してきたばかりだよ。
さすがにそれは、ないよ。
でも学校生活は、楽しくなりそうな感じがするかな」
僕は、苦笑いを浮かべて困ったように自分の頬を右手の人差し指でかいた。
「学校生活が楽しくなりそうついでに人に言えない悪い事をしないか?」
碧斗は、悪い事をする前の子供のように意地悪っぽく微笑んだ。
「悪い事って何をするつもりなの?」
僕は、碧斗の考えてる悪い事の検討がつかずに不思議そうにきょとんと首を傾げた。
「たとえば……セック○とかどうかな?」
碧斗は、人差し指で自分の口元を触り考え込むと小悪魔ぽくにやりと微笑んだ。
「セ、セッ○ス!?」
僕は、立ち上がり驚いたように大声で叫んだ。
「あれ〜〜〜〜もしかして真人は、○ックスするのが怖いのかな?」
碧斗は、右手で口元を押さえて意地悪っぽくにやにや微笑んだ。
「こ、怖くないよ。
解った、○ックスをしようじゃないか!」
僕は、自分の右手を握りしめて意気込んでキスをする事を宣言した。
「えっ、セック○をしてくれるの!?」
碧斗は、僕のキスをするって言葉を聞いて顔を真っ赤にして驚いたように叫んだ。