大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: カゲプロ×黒バス【柵越えBL】 ( No.3 )
- 日時: 2017/06/23 11:51
- 名前: 殺薇*狂喜の傀儡師*
赤司side
〜同時刻in赤司家玄関〜
「…只今」
会議で部活が無い僕は何時もよりも早く帰って来れた事が何よりも嬉しかった
直ぐに自室に鞄を置き、彼…愛らしい猫が居る部屋に向かった
きっとこの時間に僕が居る事に驚くだろうが…一応朝にも伝えてはある。まぁ彼奴の事だ、朝は頭が起きていなくて覚えは無いだろうな
驚いた顔の彼を思い浮かべ乍も僕は彼の居る部屋のドアを開けた
「…明らかに可笑しいだろ。年月も大分経った、なのに何故未だに外は見えない所かこの部屋から出れねぇんだよ……」
どうやら僕に気付いていない様だ。
「随分と独り言が大きいんだな?」
誰も居ないと思って文句を言っていた彼の後ろから僕はそう告げた
声に驚いたのか、驚いた顔をして此方に振り向いた
「征っ!?お前部活とやらは……」
あぁ、矢張りな。僕の思った通り聞いていなかった
「あぁ、今日は会議があるらしくってね、部活は休みだ。朝にも言った筈だろう?」
そう言うとクロハは何やら考え始めた。あの後だ、大体は予想がついた僕は「その様子じゃ聞いて無かったみたいだな?」と追い討ちをかけたら案の定自覚はある様だ
「う…し、仕方ねぇだろ……猫でもある俺は朝が苦手なんだから……もし聞いてたとしても覚えてねぇよ…」
そうだな、仕方ないな。クロハは喋れても猫だからな
「猫は夜行性だったな。それはすまない」
謝りはするが実際そうは思っていない。
僕はクロハを見つめ乍、彼の猫耳と尻尾を焦らす様に撫でた
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