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今更なんだけど……
いじめっ子が絡むシーンっている？←

ってか、全然R18にならない……っ(泣)

続き▽
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Said : シンタロー　

「どう？落ち着いた？」
「は…い、ありがと、う…ございます…。」

まだしゃくりあげるような感覚はあるけど、泣く前に比べたら気分が大分楽になってきた。
これで、やっとオレの中でつっかえてた何かが取れたみたいだ。
スッキリした感覚にある。

「それにしてもさぁ〜」
「……?」

カノ先輩が薄ら笑いながら、オレの顎を持ち上げる。

「大分ご無沙汰なもんだから、僕、そろそろ限界かもなぁ。」
「……はぁっ？！///」

ペロリと舌なめずりをして、妖艶な感じで笑う。
その表情にドキッとしたけど、なによりここは公園……！！
既に洋服の中をまさぐろうとしている、カノ先輩の手をガシッと掴む。

「なに盛ってるんですか！！駄目ですからね！！」
「え〜、ヤろうよぉ〜。」
「嫌ですっ！！」
「なら、保健室使う？」

すると、ここで聞こえる筈のない声が聞こえてきた。
ピタリと動きをとめ、その声の方向に目を向けてみる。

案の定、マリー先生がこちらに向かって歩いてきている。いやいやいや、いくら保健医だかといっても、他の生徒が保健室来るかもじゃん。
保健室なんて借りれるわけがない。

「気になって、ついてきちゃった。カノ、よかったね。」
「先生！僕、今すぐにでもシンタロー君を抱き潰したいんですけどっ！！」
「なんてこと言ってるんですかっ！！」

カノ先輩はマリー先生の言葉はガン無視で、完全にヤることしか考えてない。
そんな様子を見て、マリー先生はクスクスと笑っている。

「保健室使っていいよ。」
「あざっす！」
「あ、でも後処理はキチンとしてね。」
「分かりました！先生！！」
「ちょっと待ってくださいっ！！！！」

なんか、オレのことガン無視で2人で勝手に話進められてるんだけど？！
というか、保健室って見つかるリスク高すぎるでしょ。

マリー先生は頭に「？」が浮いてそうな顔でこちら見ている。いやいや、満場一致じゃなかったですから。

「まず大体、保健室利用する生徒もいるんですから、流石に無理……」
「それは、大丈夫だよ。今、授業が終わったところで、部活ある子以外皆帰ってるよ。それに、これから会議だし1、2時間は保健室使えない状態になるから。それに、ちゃんとカーテン閉めて鍵も閉めるから大丈夫だよ。ね？」
「ア、ソーナンデスカ……。」

し、知らなかった……。
今日は、職員会議があったなんて…。

そんなオレをみて不思議そうにするマリー先生と、ニヤニヤと笑うカノ先輩。

「じゃあ、私は先に学校に戻るね。鍵、渡しとくけどちゃんと入ったら閉めてね。」

そう言ってマリー先生はカノ先輩に鍵を託すと、学校へと戻っていった。
よし、そんな感じのノリでオレも家に帰ろう。

「じゃあ、オレは家に帰りま……」
「いやいやいや、なに言ってるのシンタロー君？」

ガシッと肩をガッチリ捕まれて、逃げるに逃げられなくなった。
だらだらと冷や汗をかく。

「そろそろ、覚悟決めようか？」

あ、終わった。
カノ先輩の楽しそうな声を聞いて、オレはふとそう思っていた。



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