大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: シンタロー総受け【カノシン・R18多め】 ( No.173 )
日時: 2018/07/20 23:59
名前: デイズ

said : シンタロー

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「んじゃ、失礼しま〜す♪」
「んやっ、やめ……っ!ぁんっ」
伸太がもがいてもお構いなしに、鹿野はするりとズボンの中へと手を滑り込ませる。
ガチガチに硬まってしまった肉棒を、ツーッと指でなぞるだけでも、伸太はびくんっと過敏に反応した。
「気持ちいいの?ここ、触られるの。」
「や……ぁっ、やだ、ぁっ。」
伸太は力なくふるふると首を振る。長い前髪が乱れて、汗でいろんなところに貼り付く。
「嫌がっても、君のここは欲しそうだけど?」
「ん……、ぁう、ふ……ぅっ、あっ。」
意地の悪い笑みを称えながら、鹿野はすりすりと手の平で擦るように触ってくる。
その力加減が絶妙なのである。適度に快感を与えつつ、あまり刺激が来ない。なんだか、焦らされた気分になって、伸太は涙で滲む視界で鹿野を睨み付ける。
しかし、当の鹿野は知らんふり。そうやって悶える伸太の顔を見て、楽しんでいるような笑みを溢している。
「これでいいの?本当に、これで満足出来てる?」
「んんっ、ぁ……うぅ、っ……ぇあっ。」
少しだけ力を強くして弄ってくるが、あまりいい快感は与えられない。
ニヤニヤという擬音語が聞こえてきそうな表情で、鹿野は伸太の顔を覗き込む。どうでるか、どんな反応をするのか、楽しそうに高みの見物である。
伸太は鹿野のそんな対応に腹が立ちながら、フワフワとした頭でもう少し、快感が欲しいと望んでいた。

** ** **

「んっ……くっ、ぁ。」

書いてある通りに、あまり力を入れずに手の平だけで擦るようにして触る。
このときのコツは、肉棒を手の平で包まないまますることだ。これで、適度な快感を与えつつ、あまり刺激の来ない触り方の完成だ。
これは、オレが自分で自分の肉棒を扱いながら、生み出したものである。
なかなかにいいものが出来たと自分で自負している。

といっても、これは見た目以上に結構キツいのである。
誰かにやってもらうなら未だしも、自分で自分のをやっているので、そのまま激しく扱ってしまいたいという欲望に駆られる。
それでも、耐える。
そうしないと、これの楽しみができないから。
欲を理性で保つなんて、難しいことこの上ない。特に、三大欲求は難儀する。

「んぁ、……ぁ、ぅ……っ。」

書いた通りに頭がふわふわしてきた。
じわりと目の端が熱くなる。きっと、涙が滲んできたのだろう。
まだまだだけど、一旦ページを捲らなければ。今、映っている画面で読めるのはここまでが限界。

はぁはぁと乱れる息を整えることなく、扱っていない方の手で乱暴にページを進める。
これで、続きが読める。

背もたれから離した背を、もう1度深く埋めた。


続き>>174