大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: シンタロー総受け【カノシン・R18多め】 ( No.174 )
日時: 2018/07/21 21:39
名前: デイズ

Said : シンタロー

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「伸太……さん?」
不意に聞き覚えのある声が聞こえた。鹿野はピタリと動きを止め、目を見開いている。
まさか、見つかるとは思っていなかったのだろう。
伸太は、顔ごと声のした方を向いた。

そこには、今の光景を目の当たりにして、呆気にとられて仁王立ちになってしまっている……瀬戸がいた。
「……。」
「いや……っ、その、ちが……っくて……っ!」
黙りこんで此方を凝視する瀬戸に、必死に弁解をする伸太。
今更、こんな状況で弁解したって無駄なのは分かっている。しかし、焦ってパニックになっている伸太は、何故か言い訳位しか出来ないのである。

すると、ビリリッと下半身から痺れるような快感が襲ってきた。
「んやあぁっ!……ぁ、やっ……ぁ。」
鹿野が今まで焦らしていたのに、急にギュッと握ってきたのだ。
勿論、ちゃんと感じるように適度な力の加減で。
少し果ててしまい、その蕩け顔を瀬戸の前で曝してしまった自分が恥ずかしい。しかも、あんな大きな喘ぎ声を聞かれてしまった。伸太は顔がかああっと火照り、居たたまれなくなって瀬戸から目を逸らした。

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「んっ……く、ぁあっ!」

流石に全て小説通りとはいかないみたいだ。
小説内では、"少し"果ててしまうが、オレはガッツリ果ててしまった。
あんまりにも勢いが強すぎて、机にも少しかかってしまっている。乱れる呼吸を少し整えながら、チラリと右下の時間を確認する。

「っ……ヤベ。」

もう既に帰ってから、30分近くはすぎている。
多分、そろそろしたらエネが帰ってくるだろう。前に同じことをしたら、ピタリと30分後に来て、騒ぎ立ててフォルダをいくつか消していった。
まぁ、多分今日も同じ様なことをするのであろう。

……流石に、勘弁して欲しいな。

取りあえずは、片付けだ。
まだ余韻に浸っていたい気持ちを押さえつけ、やる気を奮い起こして処理に急いだ。



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