大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: シンタロー総受け【カノシン・R18多め】 ( No.56 )
- 日時: 2017/12/07 20:43
- 名前: デイズ
Said : シンタロー
「ちょっ!そのシンタローさんポトフ俺が全部食べるっす!」
「なに言ってんの?!シンタロー君ポトフ&ポテサラは僕が全部食べんの!」
「おじさん、なに言ってんのさ。シン兄ポテサラは僕のもんだし。あと、シン兄パイも。」
「ヒビヤ…、シンタローパイは僕のものだよ?ついでに、ポトフも……!」
『お前ら、シンタローポトフもポテサラもパイも俺のもんだ。ついでに、シンタロー自体もな…♪』
「「「「させるかっ!」」」」
人の名前を手前につけないでくれます?なんか、オレが料理されたみたいになってんじゃんか。
ご飯を作り終わったらこれだ。4人は取っ組み合いの喧嘩をしている。
マリーとエネ以外の女子が呆れた目で見つめる。
キドが小さく「手伝わせるんじゃなかった。」と言ったのが聞こえ、ぐさりと刺さる。ゴメンナサイ……。
『あっはははははっ!!ご、ご主人wwめっ、メチャクチャ、調理され…っ、ぷっあはははははははっ!!』
「シンタロー総受け…っ!うっひょおおおお!!う腐腐腐腐腐腐腐腐腐…♪」
エネはオレのことをバカにしたように笑い、マリー…は……、ノーコメントで…。
「バカ兄、どうにかしてよ。これじゃ、ご飯食べれないよ。」
「なんでオレなんだよ……」
「早くっ!!お腹空いてんの!!」
「ハイハイ……。」
モモに怒られ、渋々と喧嘩してるアホどもに近寄る。
口々に色々いってるけど、どれもくだらなさすぎるし、聞いててため息が出る。
まずは声をかけよう。
「おい、お前ら。」
「「「「『なにっ?』」」」」
4人はまるで何事もなかったかのように、目の前に正座で座り込んだ。
その表情は嬉々としていて、目がキラキラしてる。
いや、なんか……気持ち悪。
「取りあえずな。喧嘩すんのやめろよ。」
「「「「『シンタロー(さん・君・シン兄)が言うなら、喜んで!』」」」」
息揃いすぎだろ…。
犬猿の仲なのに、心だけは一心同体とか……。
「皆の分がそれぞれあるんだし、お前らが全部食べちゃダメだろう?」
「「「「『おっしゃる通り!』」」」」
もう…、呆れた。コイツら。
見るのも、言うのもちょーめんどくさい。
「盛り付けるの手伝え。手伝いが必要だから。」
「「「「『勿論!喜んで!!』」」」」
なんでも言うこと聞くのなら、利用してやろうと思った。
こっちの方が、オレの労力もかなり減るし、なんでもやってくれそうだし。
男5人でぞろぞろと調理場に向かった。
Said : マリー
調理場に向かう、皆の背中を追いかけ1人の背中を叩く。
その子は立ち止まり、振り替えると私だということに驚いた。
「なにか用?」
「渡したいものがあるの。」
そういって、手渡したのは小さな小瓶。元々から隠し持っていて、機会があれば渡そうと思ってた。丁度、今がいいと思う。
キドとかにも、見つかる心配ないし。
「これ……、なに?」
その子は不思議そうに小瓶の中を見る。
傾けたり、透かしたりと中身に興味深々だ。
「媚薬。……故に言う、"素直になれる薬"ってやつなの。」
「へぇ……。」
喘がされてドロドロになったシンタローを想像したのだろうか?
いやらしげに舌舐めずりをする。
「これ、あげるから。シンタローを……ね?」
「分かった、ありがとうマリー。」
その子はその小瓶を大事そうにポケットに仕舞うと、後ろ手に振って調理場に向かった。
私は暫くその子の背中を見ていたが、見えなくなってからすぐに引き返した。
さてさて…、準備は万端!
どんな可愛いシンタローが見れるかなぁ…♪
ドキドキと高鳴る胸を押さえつけても、にんまりと上がる口角は誤魔化せなかった。
「あれ?マリーちゃん、笑ってるけどどうしたの?」
「ちょっと楽しいことがあるんだ。」
「…?…ふぅん、よかったね。」
どうか、シンタローを思いっきりドロドロにしてね…♪
続き >>57