大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: シンタロー総受け【カノシン・R18多め】 ( No.59 )
日時: 2017/12/10 19:17
名前: デイズ

Said : マリー

私は自分の部屋で、カメラをスクリーンに映して待っていた。
因みに、映っているのはカノの部屋。なんでって?
それは、私が媚薬をあげた子の部屋だから。

暫くして、カノが足取りのおぼつかないシンタローを連れて入ってきた。
やっときたーー!
私はぎゅっとワンピースを強く、握りしめた。
さっきセトにつれてかれた時はヒヤヒヤしたぁ…。だって、セトは手が回るのが早いんだもん。なんとか、取り返してくれたみたいだね。

ーガチャ…

後ろでドアと開く音がした。
ああ、今ごろ来たんだ。

「おかえり、セト。残念だったね。」

私の隣に、ため息をつきながら座り込んだセト。私の顔をうんざりとした、嫌悪顔で見ている。

「なんでマリーはカノを選んだっすか…」

なぁんだ。今さら、そんな話?
そんなの、このゲームを始める前に言ったじゃん。

「1番…良さそうだと思ったから。……かな?」

また頭を深く垂れるセト。
私はそのセトに、優しく言葉をかける。

「まあ、見てれば分かるよ。私の言ってた意味が。」

さてさて、どうしてくれるのかな…♪



Said : シンタロー

カノの部屋について、あの噂が本当だって知ってしまった。
本当にカノの部屋には、オレの写真が数えきれないほどあるのだ。全て、あらゆる壁、天井に隙間なく張られている。
普通なら恐怖を抱くだろう。しかし、オレはそんな奇怪なことで、興奮してしまっていた。

「どう?僕の、シンタロー君コレクションは…、中々いいでしょ♪」

中々って物じゃない。上等の物だ。
こんなことで、内側からかっかっとする熱い熱が生まれる。熱すぎて、頭がフワフワしてくる。
ヤバい…、熱い…。

服……脱ぎたい……。

「って、ちょっと?!シンタロー君!!なに、脱いでんのさ?!」
「ふぇ…?らって、あういんらもん…。」
「呂律廻ってないよ〜…?」

カノが多分、今考える素振りをしている。
なんで、多分かっていうと…、涙で目の前が滲んでいるから。
カノの輪郭すらあやふやになってしまっているのだ。
でも脱ぐのはやめなかったから、上半身の服は全部脱いでしまった。周りのひんやりとした空気に触れて、気持ちがいい。

「ごめんね、ちょっと失礼するよ。」

カノのそんな声が聞こえたと思ったら、背中にカノのひんやりとした手が触れた。
そして、もう1つの手の指で、ツー…っとお腹を縦になぞった。
それだけで、オレの体はびくんっと跳ね上がった。

ふふ…とカノの、不敵な笑いが微かに聞こえた。

「ねえ、シンタロー君ベットに行こ?」

オレはフワフワとした頭で、ゆっくりと頷いた。



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