大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: シンタロー総受け【カノシン・R18多め】 ( No.63 )
日時: 2017/12/15 18:30
名前: デイズ

Said : シンタロー

「じゃあ、そろそろ…服着よっか。」

静かな沈黙を破るように、カノの惜しそうな声が響いた。
まぁ…な。

確かに、まだしてたいけど……こうしてたら、絶対に気持ちよすぎて意識がとぶ。
どっちともそう思ってんのかな?

のそのそとゆっくりと起き上がるカノの手を掴む。
驚くカノの顔に、ぐーっと近づいて呟く。

「あと、1回……キスしたい。」
「……はいはい。」

カノはオレの顎を掴み、上向きにすると唇にそっと触れた。
軽いけど、長いキスで少し息がきれてしまった。
カノはオレの体をそっと抱き寄せ、首筋にもキスを落とすとピリッと軽い痛みが走った。

「……い…っ!」
「キスマーク付けたから。ずっと、僕のもの…ね?」

そんなことしなくても…、オレはずっとお前のそばにいるけどな。
ふっ、笑みを溢す。

「お前も、ずっと…オレのものな?」
「喜んで。」

2人で思いが繋がっていることを確認するように、額同士をくっつけた。
そして、度々目をあわせては可笑しそうに笑った。

ほんとに、幸せだった。




















Said : マリー

やっぱり私の予想通り…♪
シンタローはカノにデレッデレで、物凄くあんあん喘いでいて可愛かった〜♪

きっと、これはセトや他のみんなじゃきっと拒んだだろうな。
カノで当たりだった。
いい、小説のネタにもなったし、ホモコレクションの資料も増えたし、物凄くいい結果で終わったな。

「マリー…。」
「……?、なに、セト?」

ゆっくりと立ち上がると、セトが隣から静かに声をかけてきた。
少し……拗ねちゃったのかな?
頬が風船みたいに、ぷくーって膨らんでる。

隣でしゃがみこんで、その膨らんだ頬をぷにぷにとつつく。
セトはそのまま続ける。

「カノにあげた薬…あれ、媚薬じゃないっすよね?」
「…!!…気づいてたんだ。」

そう、セトの言う通り。
流石、長い間私といただけある。私がやったことは、全てお見通しみたいだ。

「で、その薬がなんなのか…、分かんなくて拗ねてるの?」
「……っす。」

素直に言うところ、セトらしいね。

「いいよ。教えてあげる。……カノにあげたのは、うさみみを引っ込ませる薬。媚薬をあげちゃうと、ウサギさんの性欲と混ざっちゃって気絶しちゃうの。でもね、うさみみを引っ込ませるときに、しばらくの間媚薬と似たような副作用が出るんだ。まあ、それはウサギさんの性欲がそれぐらい強いってことなんだ。でも、しばらくしたら正気に戻るから…そうしたら、好きな人じゃないと拒んじゃうでしょ?だから、カノにあげたの。」

「そうだったんすね…。」

まだ頬を膨らましたまま、そっぽを向いている。
次は自分がシンタローの好みにあわなくて、拗ねてるのかな?

少しは、元気付けてあげよう。
次は、カノシンカップルに立ちはだかる、ホモ組の襲来ってのネタ集めしたいから。

「まあでも、シンタローがその世界の魅力に気づいたの…、きっかけがカノだけじゃないんだよ?まだ、期待は出来るかもよ?」

そうやって話しかけると、カバっと立ち上がり「シンタローさあああんっ!!」と叫びながらどこかに行ってしまった。
チラリとカメラの方を見ると、微睡むカノシンカップルに立ちはだかるホモ組の襲来。
セト以外の皆も揃っている。

おおっ!もう、既に始まったのか!
さてさて…、どうなるかな、楽しみ♪

私はまた、腰を下ろした。







END (……?)


― ― ―

一応終わりです!
ただ、続きが思い付かないだk(((殴

とりあえず、マリーちゃんの黒さに自分でも驚いたぜ…ガクガク(((; 0 ;)))ブルブル
カノシンカップル誕生おめでとうっ!!