大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: 喜劇は存在するのか……?【カゲプロ/嫌われ】 ( No.10 )
日時: 2017/09/02 19:23
名前: 如月 伸太郎

―おい、彼奴またテスト満点取ったらしいぜ―
―またかよ…。まさかカンニングしてるんじゃ―
―如月、今日から先生と別室でテストを受けて貰うぞ―

これは……昔の俺の記憶か……
あの頃は何を言われても何とも思わなかったな…

―化け物―

誰が言ったかも分からない言葉。あの一言で俺は…確か教室を飛び出して屋上に行ったっけな……
それで……あれ、どうなったんだっけ?
何故だか思い出せない……

「おいおい、俺には生きろつった癖にテメェが死のうとしてんじゃねぇぞ」

聞き覚えのある声が聞こえた途端周りが真っ暗になった

『……冴える…』

「よォ…あの日以来だなァ?」

真っ暗な空間でもハッキリと分かる相手は確かにあの日、居なくなった冴えるだった

『…何の真似だ?居なくなったと思えば俺の前に現れて…』

「……お前、今自分がどう言う状態か分かってんのか」

『あぁ……分かってるさ。モモ達が入って来た時点で俺の自殺は叶わない……、今は意識不明って所だろ』

何で俺を助けようとするのか不明過ぎる……俺に生きる価値なんて無いんだぞ