大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: 喜劇は存在するのか……?【カゲプロ/嫌われ】 ( No.12 )
日時: 2017/09/12 16:22
名前: 朝比奈 日和

黒いコノハさん……長いからクロハさんで良いわ

公園で居た私の前に現れたクロハさんから聞いた話が本当なら、ヒビヤ達は許せないけど…それよりもあの人に、クロハさんの事を伝えないといけない気がしてならなかった

〜数分前〜

『暇ね……アジトにも何だか今日は行きたい気分にもなれないわ…』

「…なら、俺の話を聞くってのはどうだ」

頭上で聞こえた声に聞き覚えのある、私の憧れの人の声を少し高く機械的にした声に私は顔を上げて声の主を見上げた

『…黒い、コノハさん……?』

「…何だ其の呼び方は……」

コノハさんの黒版だからよ
なんて言わずに私は心の中で呟いた

『それより、貴方の話って何ですか?』

何故か私はこの人の話に興味を持っていて、気になって聞いた

「…あ?あー……俺が消えるって話だが……振っといてアレだが、聞くのか?」

『!それ、他の人には……?』

「…話してねぇよ」

それじゃあ、シンタローさんは……消える事を知らない…?

『じゃあ、何で…私には話す気になったんです?』

「彼奴に話すと思ってな……あのお人好しに…」

きっとこの人の言っているお人好しはあの人だ……アザミさんが居なかったら…自分を犠牲にしてまで、私達を助けようとしてくれた

真っ赤なヒーローのあの人__シンタローさん