大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: 喜劇は存在するのか……?【カゲプロ/嫌われ】 ( No.16 )
- 日時: 2017/10/31 08:15
- 名前: 冴える蛇
全く…何故変な所で馬鹿なんだ…?
仮にも終わらないセカイを攻略しただろ……
朝比奈日和から俺が消えると言う話を聞いた彼奴は俺の先程の言葉に首を傾げていた
『簡単に言えば俺自身自ら消えようとしていた訳だ。まぁ、理由は言わずとも分かるだろ』
「……あぁ…。彼奴等、だろ…」
そう、俺が消えようと思った理由は如月伸太郎の言う“彼奴等”此処に居ないメカクシ団メンバーだ
『彼奴等、お前の知らない所で俺の事を探していたからな』
「……一応説得はしたんだがな…やっぱ探したか……」
『欺く,凝らすは特に必死に探していたぜ』
他より必死に探す理由は分かっている。楯山文乃,朝比奈日和を閉じ込める原因を作ったのは俺なのだから
「…待てよ、ヒビヤの能力ならお前の事をとっくに見つけられるんじゃ……なのに何で見つかって無い?」
『……説明が面倒な所に触れたな……。まぁ良い、この際話してやる』
〜説明省略〜
「つまり、生き続ける為に少し残した蛇の力でカゲロウデイズとこっちを行き来してるから見付からなかったって事か」
『あぁ…、あのセカイは消えた訳じゃねぇからな。大体はあっちで居る』
「…そりゃ見付からないわけだ。でも偶には姿見せろよな?心配になっちまうからよ…」
…あぁ本当に此奴だけは分からない
俺の事など気にしなければ良い事を……けどまぁ、悪くは無いな
如月伸太郎の言葉に俺は馬鹿だと思っても何処か嬉しく思え笑みが零れた
人間は嫌いでも此奴は…好きになれそうだ
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