大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: 喜劇は存在するのか……?【カゲプロ/嫌われ】 ( No.5 )
日時: 2017/08/03 11:58
名前: 榎本 貴音

迷ってたモモちゃんの代わりに開けた遥を先頭に私、アヤノちゃん、モモちゃんも中に入った

「姉ちゃん!いらっしゃいw」

「おいカノ。貴音さん、遥さん、キサラギも居るだろ」

「そーっすよ。ほんとカノは昔から俺等の中で1番姉ちゃんが好きっスね」

さっきまでシンタローの悪口を言ってたと思えない空気……でもモモちゃんが嘘ついてる訳でも無いし、何よりシンタローが居た時と態度が全然違うじゃない…

「…貴音、気持ちは分かるけど落ち着いて」

余りにも分かりやすい態度の違いにイライラしていた私に気付いた遥に言われた。そんなの分かってる、分かってるけど…

「あの…私今日皆さんに言いたい事があって来ました」

「言いたい事?何だ?」

「私No.5如月モモとNo.7シンタローは此処を辞めます」

モモちゃん良く言った!それにしても…団長達の驚きが凄いわね。まぁそれもそうか、辞めて欲しかった人の他にも団員が減るんだから

『あぁ、そうそう。私達も辞めるから』

「わ、“私達”?」

『そう、私達』

あ、駄目だ。全然分かってない。4人で一緒に入って来て、私達って言ったら分かるでしょ

なんて思ってたら修哉君が口を開いた

「まさか姉ちゃんや遥さんって訳じゃ無いよね?」

「そのまさかだよ、修哉」

「な、何で姉ちゃんまで辞めるのさ!?」

「修哉達がシンタローを傷付けるからだよ…」

「え……」

周りの雰囲気が変わったのが分かった。特に修哉君は団長達と違った感じがしたけど、当たり。きっとシンタローに対しての殺意……

「それじゃあ、私達は此処にはもう来ないから。行きましょう、遥さん、貴音さん、モモちゃん」

「は、はい」

「うん」

『えぇ…。自分達が何したか良く考えて下さい、ゴミクズ集団さん』

最後に出る前にエネ口調で、でも貴音の時と似せた雰囲気で言い放ち私はドアを思いっ切り閉めた