大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: ナンバカBL小説〜! ( No.2 )
- 日時: 2017/10/14 09:40
- 名前: ゆあら ◆IrmWJHGPjM
ハジジュ/ほのぼの
視点・ハジメ
「暇なんだよ、ハジメ」
そう言って鉄格子を掴んだまま
じーっと俺を見つめてくる15番。
「ったく……お前、それ言うためだけに
俺呼んだのかよ」
「だって暇なんだよ。あいつら今、別のことに夢中だし」
言われて視線を移してみれば、
確かに、11番はアンケートの切り抜き、
69番は今日の献立、
25番はテレビから離れそうにない。
ありゃ星太郎が持ってきたやつだな……
「お前、脱獄以外に趣味とかないのか?」
「別にそんなのねーよ」
そう答えた15番は少し寂しそうにも見えた……
「ってことで、ちょっと今から脱獄してくる」
「ちょっと待て?!お前今どうやって出てきた?!
つーか、俺の目の前で脱獄なんかしてんじゃねぇ!」
すぐさま追い付いて殴り倒す。
「いってぇ!……ちっ、面白くねー」
ぼやく15番に、一応手錠をかける。
まあ、どうせすぐに外されるんだろうが。
「……自業自得だ。お前、もう脱獄すんなよ……」
こっちは脱獄される度に胃が痛ぇんだよ。
「えー、……やだ。」
まあ、そうだろうな。言っても無駄……
「だって、脱獄したら
ハジメ絶対来てくれるじゃん」
そう言ってニカッと笑った15番に
何故かドキッと……いやいや、まさか……俺が。
「っ//……いいから、今日は大人しくしてろよ!」
13房の扉を閉めて、背を向ける。
でもきっとまた、お前に振り回されて
俺はいいように遊ばれちまうんだろうな。
15番のことは履歴書に載っていることしか知らない。でも
例えお前がどのような人間であっても
俺はお前を……捕まえてみせる。
「じゃあな、ジューゴ」
何故ならここは難波刑務所、世界最強の牢獄なのだから。
終わり((
……なんか一回で終わってしまった
つか、微妙や……腐要素薄っ
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