大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: ナンバカBL小説〜!((ポッキーの日)) ( No.43 )
日時: 2017/11/11 14:39
名前: ゆあら ◆IrmWJHGPjM

ウノジュの場合*ポッキーの日

視点・ジューゴ

「ジューゴ!ポッキーゲームしようぜ!」

突然のウノの提案。

「は?何だそれ」

見れば、何やらお菓子の箱を片手に、ニコニコとやたら嬉しそうだ。

「えー、ジューゴ、ポッキーゲームも知らねぇの?」
「……悪いかよ」
「まあまあ、拗ねんなって。
しょうがねぇなぁ、この俺がジューゴに教えてやるよ」

ドヤ顔で宣言するウノ。
どうせしょうもないことだろ……

「ポッキーゲームってのはな……
恋人同士でする甘い甘いゲームだ!」

「へぇ」

まあ確かに俺達付き合ってるけど。

「ってことで、ポッキーゲームしようぜ!」
「いや、さっきの説明じゃ全然分かんねぇよ」

ウノは俺のツッコミをスルーし、箱を開ける。

「ジューゴはこれくわえといてくれればいいから」
「は?ちょ、やるとは言ってな……んぶっ」

細長いお菓子を口に突っ込まれる。
試しに少しかじってみると、サクッという音と共に甘い味が広がった。
っていうか、いつの間にかやる流れに……

「で、俺がこっち側をくわえて、両端から食うんだ」

そう言ってウノはお菓子のもう片方をパクッとくわえた。
……ものすごく顔が近い。その距離僅か10cm程。

「あ、とちうで折ったあ、あつげーうらかあな」
   (途中で折ったら、罰ゲームだからな)

言いながらサクサクとウノが食べていく。どんどん顔が近くなる。
……あれ?これって最後にはキ、キ、キス……?!

意識した途端、顔に熱が集まるのが分かった。
あと5cm……3cm……折ってしまおうかとも思ったが、
いつの間にか後頭部を押さえられていて顔を背けられない。

そのままウノの唇が俺の唇に触れた。



「ふー、ごちそうさま☆……あれ?ジューゴ照れてる?」
「は?!っ別に、照れてねぇし……!
もう二度とポッキーゲームなんてしねぇからな?!」



【なんかジューゴがツンデレっぽくなってしまった;;】