大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: ナンバカBL小説〜!((ポッキーの日)) ( No.44 )
- 日時: 2017/11/11 15:20
- 名前: ゆあら ◆IrmWJHGPjM
ロクジュの場合*ポッキーの日
視点・ジューゴ
「暇だな」
今、13房には俺とロックだけ。
ニコは検査、ウノは他の房にポーカーしに行っているため部屋にいない。
「お前もウノについていけば良かったんじゃね?」
「まあな。誘われたんだけど、何となく乗り気にならなくて……」
それに……ロックと一緒に居られるし。
まあ、俺らは一応、恋人みたいな関係だ。
といっても、それらしいことなんてほとんどしてねぇけど。
「っていうか、さっきからロック何食べてんだ?」
ロックは左手に箱を持って何やら細長いお菓子を食べていた。
「ああ、これか?ポッキーっていうお菓子だ。
サクッとしてて、チョコレートがついてて、とっても美味しいんだぜ!
ジューゴも食べてみるか?」
そう言ってもう一本口に運ぶ。
コイツは食べ物の話になると、ぱああっと顔を輝かせて嬉しそうに話す。
その嬉しそうな顔が、いいなぁ、好きだなぁと思う。
「別に、俺はいいや。食べたことねぇし」
「何だよ、食べたことねぇなら食べてみればいいだろ」
そう言うとロックはポッキーを口に入れると
おもむろに寄ってきて、俺の胸ぐらをつかんだ。
「えっ?何……んんッ?!」
驚きに開いた唇の隙間からロックの舌が入りこんできて、口いっぱいに甘い味が広がる。
「ん……ふ、ぁ!……んむ、んんっ……〜〜っは//」
やっと解放されると、後ずさって口元を拭った。
「ば、バカ!急に、何、して……!」
「でも、ポッキー美味しかっただろ?」
「〜〜ッ//」
ニヤッと笑ったロックと口に残る甘い味にくらくらした。
「たっだいまー……って……どうした、ジューゴ熱でもあんのか?」
「う、ウノ?!何でもない……ッ//」
帰ってきたウノに見られないように、慌てて赤くなった顔を背ける。
「ロック、ジューゴの奴どうしたんだ?」
「さぁな」
そう言ってロックは面白そうにクスッと笑った。
【あれ、私意外とロクジュいけたわ笑】