大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: 【文スト】芥敦ばっかり【敦総受け】 ( No.12 )
- 日時: 2018/08/18 08:25
- 名前: デイズ
Said : 敦
「で、其の後如何なったンだい?」
「其の後、芥川君が中々大胆でねぇ、『抱いてもいいか』って云ったんですよ。」
「へぇ、其れで……アレしちゃったの?」
「実は私も其の展開を期待してたんですけどね……。」
「嗚呼、もしかしてハグの方で終わった?」
「然うなんですよ。本当にもう、残念です。」
「其れは残念だねぇ、妾も手伝ってやろうかい?」
「あの……いい加減にしてください。」
探偵社に行ったら此の調子だ。
珍しく太宰さんが遅刻しないでやって来たと思ったら、乱歩さんと与謝野女医が寄って来て昨日の事について聞いている。
太宰さんの席僕の隣だから嫌でも聞こえるし、其れに大きな声で話しているから内容までまる聞こえで。
「いえいえ、此の儘私と中也でしますよ。」
「そうかい?なら、又何かあったら教えて頂戴。」
「ねーねー、其れよりさぁ敦君の女装の写真見せてくれないの?!」
ドキッとした。乱歩さん其れは止めて……っ!
与謝野女医は何時の間にか何処かへ行ってしまっていた。
「嗚呼、其れがですね芥川君にカメラ壊されちゃって……データ事破壊されたので見せる事が出来ないんですよ。」
「えぇ〜っ、つまんないのぉ。じゃあ僕お菓子食べに行ってくる。」
乱歩さんは少し膨れ乍、お菓子の箱がどこにあるか事務の人に聞いていった。
何となくホッとした。
「敦君。」
「はっ、はい?」
太宰さんに急に呼び止められ吃驚する。
太宰さんは僕の方へ、しーっと云い口に人差し指を添えた。
不思議に思い頸を傾げたら、そのタイミングで太宰さんの携帯が鳴り出した。
太宰さんが携帯を取りだし、通話をONにする。
『おい、太宰。昨日より酷いことなってんぞ。』
「なになに?何が起きたの?」
太宰さんは僕にも聞こえるようにわざとスピーカー通話にしたみたいだ。
『楽しそうにしてんじゃねェよ。此方は大変だからな。黒蜥蜴に俺ら幹部を使っても芥川が暴れるからよォ。』
「あらら、大変そうだね。じゃ、頑張って。」
『おい、待て切るな。態々俺が手前ェに電話してんだよ。手前と敦連れて此方に来い。』
「お客様、依頼でしたら探偵社の方へお電話下さい。」
『巫山戯けるんじゃねェ、疾く来いよ!いいな!?』
其れ丈云うと電話は切れた。
太宰さんは呆れたように携帯をポケットに仕舞い、僕の方へ目を向ける。
「ほら行くよ。敦君。」
「なんで僕まで行くんですか……。」
そう云うと太宰さんはニヤリという擬音が付きそうな笑いを此方に向けた。
「カンフル剤さ。」
「カンフル剤……?って、太宰さん?!ちょっと待ってください!!」
結局、僕も行くことになり、何とか芥川も落ち着いたそうな……。
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はい、無理やり終わらせました!
だって、ながすぎたんだもん!!←←
初デェトどころじゃなくなりましたね。あまりにカオス過ぎました。
あ、因みにカンフル剤っていうのは精神安定剤の一種です。
敦君は芥川の精神安定剤……ww
まあ、取り敢えず完結!!
……そろそろR18書きたい。