大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 衛宮士郎は神父を待つ 第2話※ ( No.10 )
- 日時: 2018/10/01 23:55
- 名前: ニコ神 ◆LUnloUsCSg
◆R15位です
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衛宮士郎を軟禁して二日目
一時的にに英霊化した衛宮士郎は最初は暴れまわった、それは人の身でありながらの英霊化、内蔵が潰れるほどの圧力が体にかかるからだ
だが、それもつかの間
黒化の呪文を掛けるとあっというまに静になり、光など微塵もない色に瞳が変わる
「綺礼、俺は何をすればいい?」
と。人形の様に聞いてくる
その様は逆光した光に照らされると妖艶な雰囲気を惑いそそられる感覚だった
「綺礼?」
と、横に少しずれこちらの顔を見たときに理性を保っていた糸がきれた
「わっ」
ダンッと机に押し倒していた
「…」
今、自分がどんな格好をしているのかなんて分からない
だが、とても酷い顔をしているだろう
「…………」
と不意に士郎が口を開く
「綺礼、今お前は俺の…衛宮士郎のマスター、やりたいことなんて命令すればいいじゃないか」
「……」
「綺…「黙れ!」……」
「黙れ!だまれ黙れ黙れ!!」
何を言いたかったのか、きっと士郎に情を掛けられる程でもないと思ったのか
違う。あまりにも暖かかったからだ
憎いのに一つ一つの言葉には心がはいっている
それを勝手にぶつけているのは俺の方だ
なのにこいつは…衛宮士郎は何故それでも背中を覆ってくれる?
冷たくなった背中に暖かい手が回り込む
「衛宮士……何故お前が涙を流す?」
士郎はいつの間にか涙を流していた
「もう喋らなくていい。…だから…せめて今だけでも…救われてくれ…」
言われるがままに自分は体を預ける
白くスベリとした筋肉質の肌に指を通わせた夜が過ぎた
1ヶ月が過ぎた頃だろうか
決して仲がいいと言えるわけでばないが
楽しく過ごしていた
だけど
そんな平凡は終わりを告げるー…
続き>>11
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