大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: イナイレで自己満小説載せます!BL ( No.1 )
日時: 2019/04/05 02:14
名前: らむね


【不動と鬼道の始まり】

不動視点
ーーーーー

「なあ、付き合ってくんね?」

俺なりの告白だったつもり。ストレートに言わねえと恋愛感情に疎いコイツは気づかねーだろーと思って言った。

「いいぞ。どこにだ?」
「は?……はあ、チッ…ったく、物わかりの悪いヤツ」

主語を忘れた事に質問されて気づくけど、そんぐらい言われなくても分かれっての!サッカーの事でなら俺の考えること分かるんだろうけどホント鈍いヤツ。
キョトンとしたまま俺の返事を待つイイコちゃんな鬼道にムカついたから空き教室に連れ込んで机に押し倒してやる。

「どこに行くんだ?…っ、何をする!…おい、やめろ!不動!…うっ」

床に机と椅子の足が傷を付ける音を大きく鳴らし、すぐに上体を起こす鬼道の体を押さえつけベルトを緩めてズボンを下ろす。こういう時、相手が男だと加減が分かってっからやりやすくていい。
大声で抵抗をしてきた鬼道のソレをパンツ越しに少し強めに握れば一瞬息を詰めて、大人しくなる。考えてんな、って思えば物凄い殺気が出てんのを感じた。でも今更引けねえだろ。

「…貴様、なんのつもりだ」

ゴーグル越しでも睨みつけてることが声音でわかる。ドスの聞いた低い声、間違いなく怒声。
ここで豪炎寺をダシに体の関係持ってもいいが、コイツが自分の気持ちに気づいてない場合、余計なことをすることになる。だったら…

「鬼道クンってさあ、シたことあんの?」

ここで「何を?」と聞くほど未熟なヤツじゃないことはわかってる。手に握ったソレを布越しに擦って見れば、肩を押される。

「っ、自慰なら一人でしろ!」
「は?一人でやっても、つまんねえだろォ?鬼道クンも溜まってんじゃねえの?」
「貴様のようなクズと一緒にするな。ッ、触るなっ!」

眉間にシワを一層寄せて、俺を突き放そうともがく。動揺してるコイツを見るのは気分が良い。肩を押してきた腕を机に押し付け、顔を近づけて煽るように言ってパンツを下げて直に握り擦る速度を早めれば硬さを増すそれに舌なめずりしてしまう。
尚も怒りで俺を罵りながら制止を呼びかけてくる声がピッチで必死に指示を出した時の様な若干高くなった声に元気になってくる。

「ンな大きい声出してっと誰か来るかもしれないぜ?鍵も閉めてねえし、こんな恥ずかしい姿、顔の知れたテメェは見られたくねえだろォ?」
「っ、クズが!……はー、だったら好きにしろ」
「…は?」

奥歯を噛み、悔しげに歪む表情が俺だけに向けられてて優越感が湧く。一瞬静かになった鬼道はため息のように一息吐くと一気に抵抗を無くした。全体重を机に預けて空いてる片手を額に乗せ、窓から見える青空を眺めているようだった。
何処までも何を考えてるか分からない鬼道に一瞬呆気に取られたが、あの鬼道を好きに出来るならチャンスは無駄にしねえ。俺は続けることにした。