大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: 【文スト】太中R18*中也受け 他 ( No.140 )
- 日時: 2019/10/25 17:35
- 名前: 枕木
雨ノ日太中小噺
其の一
「中也さん、今から帰るんですか?」
「嗚呼。三徹したからな、半日休むぜ」
「お疲れ様です。傘はお持ちですか? 雨が降り始めたみたいで」
「それ、俺に云う台詞かァ?」
「あっ、そうか、中也さんには銃弾も雨粒も当たりませんもんね」
「ったりまえだ。誰一人、何一つ、俺には触れさせねェよ」
「ふふっ。お気をつけて」
ガチャッ…パシャパシャパシャッ
どんっ
「ッ、莫迦、本気でぶつかってくるもんじゃないでしょ、折れちゃう」
「あ? 恋人が雨の中走ってきて抱きついてきたんだぞ、受け止めろよ」
「……お早いお帰りですね、ポートマフィアのチビ幹部さん」
「偶にはな。年中暇な探偵社と違って忙しいんだ。休まねェとやってられるか」
「あっそ。……お帰り、中也」
「ん。……待ってたか? 太宰」
「真逆。偶々ポートマフィアのビルの前通っただけだよ」
「そうかよ」
「そうですぅ。ほら、行こ。こんなとこ居たくないし」
「手前が風邪引きそうだしな」
「ほんとにね。ほら、風邪ひいてほしくなかったらもうちょい此方寄って歩いてよ。私が傘からはみ出ちゃうでしょ」
「ったく、仕方ねェなァ。もう少しマシな傘買えよ」
「君が薄月給なのが悪いんじゃない。二人分の生活費で精一杯だよ」
「あー? 手前が酒と自殺やめりゃあ……」
「それなら中也だって葡萄酒と帽子に……」
パシャ、パシャ、パシャ。
パラパラ、パタパタ、
しとしと、ぬくぬく、らぶらぶ。
ぎゅうっ
其の二
ずぷんっ
「あァんっ!」
ぱちゅん、ぱちゅん、ぱちゅ、ぱちゅ
「あァッ、あんっ、あっ、あぁんっ」
ザァアアアアアア……
「ひっ、うぅ、アァッ! アッ、は、や、すぎぃ、ぃああっ!!」
「ふふっ」
ぱんぱんぱんぱんぱんっ
「あ、あ、あ、あ、あ、ああ、あっ」
ギシッ…
ザァアアアアアア……
ごりゅっ
「ひあァアッ!!」
びく、びく
びゅくっ
ぱちゅ、ぱちゅっ
「あァン!! あんっ、あんっ……ま、い、ま、いま、いった、あァッ! ばっかりぃ……ああっ」
ぱんっぱんっ
「はっ、は……」
「いく、いく、いくいくいく……っ」
ぱんっぱんぱんぱんぱんっ
ザァアアアアアア………
「やら、やら、やらやらやら、いく、でる、いく……ああんっ!」
びくんっびく、びく……っ
どぴゅっ
ぴゅー……
「あぁぁぁああ……」
ぷしゃっ
「〜〜〜〜ッッ」
じわぁ……
「ははっ……すっごいね、中也。雨漏りしたみたい。びちょびちょ」
「や、ら……き、もち、いの、おわん、な……」
「躰ビクビクしてるもんねぇ? もしかして未だイッてる? 可愛いなあ」
「あッ、だ、ざい」
「うん、いいよ。気が済むまで付き合うから。こんな大雨じゃ誰も邪魔はできないし、誰にも聞こえないから。今日は、二人きりだよ。ずっと、ね」
「だざい……太宰」
ぎゅうっ
「ふふっ、雨っていいね、中也」
ちゅっ
えんど