大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: 誰かカノシンを書いてください!(土下座) ( No.27 )
日時: 2019/09/19 04:02
名前: デイズ

遅くなってすまねぇ。
雑いがテキトーに冒頭部分書いてきたぞ!!


* * *


side:シンタロー

最近、あいつの束縛が激しい。


急に言うようで悪いが、オレとカノは付き合ってる。もちろん、恋人の方でだ。
元々は隠すつもりだったが、マリーにまさに恋人といえる行為を見られてから、メカクシ団公認(?)の恋人となってしまった。
あ、勘違いすんなよ。キス前を見られただけだからな。いやらしいことなんて..............する前だったけど。

いや、今はそんなことじゃない。
それからというもの、あいつの束縛が狂気レベルで激しいのだ。

少しでも怒らすと、あいつは激しくオレを抱く。
別に気持ちはいいから、その行為自体は嫌いじゃない。でも、あいつの妙に座った目だけが怖いんだよな.......。
それだけが嫌いだ.......。


今日は暇だったので、アジトに行ってみることにした。
ドアを開けたら、セトとちょうど目が合った。

「あ。シンタローさん、いらっしゃいっス」
「おう。」

ついついカノがいないか目配せする。会いたいからとかじゃない。別のヤツ、特に男と話しているところをあいつは見ると怒るからだ。
でも、誰もその事を知らない。だからセトは勘違いしたらしく、ニヤァッて感じに笑った。

「カノはちょっと買い出しっすよ。」
「あ、そう.......なのか。」

なんだかほっとする。
けど、微妙に残念な気持ちもあってモヤモヤする。
そんなオレを見て更にニヤニヤするセト。.......なんか、楽しまれてる?

「.......なんだよ。」
「いやぁ、言い方悪いっすけど、シンタローさん。なんか恋する乙女って感じで、すごいニヤケちゃいます。」
「なっ.......?!乙女っ?!!!」
「ハイっす」

ニコニコ笑顔で言われちゃ、さすがに怒る気も失せてしまった。
恥ずかしいし、腹は立つけど、嫌とは思わない。だから、なんとなく嬉しくも感じる。でも、やめて欲しい。

「ああ、もう。.......なんか飲み物ねぇか?」
「ああ、あるっすよ。ちょっと待ってて.......うわぁっ?!」
「.......っ?!」

ガシャーンと、派手に音がなった。
セトが転けたみたいだが、ついでにオレも巻き込まれたらしい。腰と背中が痛い。幸いにも頭は打たなかったみたいだ。

「あ、あはは.......。すみませんっす、シンタローさん。」
「いてぇ.......。気を付けろよ。」

こんな時に、カノがいなくてよかった。
今、セトのずっこけに巻き込まれたオレは、セトに馬乗りされた状態である。
多分、ていうか絶対あいつは激怒する。

「セト、重たい.......」
「あ、そうっすよね!!すぐ退けるっす!!って.......アレ?」
「どした。」

なんだかセトがモゾモゾと動きながら、不思議そうに首を傾げてる。

「なんか、引っかかったみたいっす.......。」
「はぁ?何に?」
「分かんないっす、とりあえず、動けないっす.......。」
「は、マジかお前。」

こんなんしてたら、カノが帰ってくるじゃねぇか!!早く、何とかして回避しなければ.......!!

「な、何とか出来ねぇのか?!」
「い、今動かしてるっすけどなかなか.......」
「もっと動かせ!!」
「わっ分かったっす!!.......うわぁっ?!」
「.......ひっ?!」

セトはバランスを崩したのか、オレに床ドンをする形で倒れ込んだ。
セトの顔が近くて、前髪がオレの額にかかっている。

セトは一瞬呆気に取られた顔をしたが、すぐにすみませんっすみませんっ!!と謝ってきた。
いや、それより早くしねぇとカノが.......

「ただいま〜」

そんなこんなしてたら帰って来てしまったらしい。
セトは急いで退けてくれたが、もう時既に遅し。視界に光が飛び込んで来た時には、カノは不気味な笑顔をしていた。

思わず、ゾッとして固まるオレにカノは静かに言った。



「何してるの?シンタロー君。」


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