大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: 誰かカノシンを書いてください!(目次があるやつ) ( No.34 )
- 日時: 2019/09/12 23:09
- 名前: デイズ
久しぶり!!←
続きを投稿しに来たよ!!
遅くなって申し訳ない(汗)
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side : シンタロー
「いや、あの、違うんスよ!!俺がコケちゃってシンタローさん巻き添えにしちゃっただけなんスよ!!!!」
恐怖で何も言えないオレの代わりにか、セトが必死に弁解し始めた。
カノは相変わらずの笑顔のままだった。無言のまま弁明し続けるセトに近づき、肩にポンッと手を置いた。
「いや、ほんとにほんとなんスよ。申し訳ないっス.......」
「セトとは話してないから。」
セトの言葉を遮るように冷たく言い放った。
相変わらずの笑顔を保ったままのカノの顔をセトは驚愕と困惑が混じった表情で見ている。
カノはそんな様子のセトを放っておいて、オレの方に躊躇いもなく近づいてくる。
「ねぇ?どういうこと?」
トラウマになりかけているこの笑顔が眼前に現れた。オレはただただ小刻みに震えながら「あ、.......いや、その.......」ともごもごと言葉を濁らせていた。
そんなオレをずーっと無言の笑顔で見続けているから、変な汗が流れて目頭が熱くなってくる。
すると、カノはオレの耳元の髪をそっとすくうと耳元でぼそっと一言。
「浮気は許さないから。お仕置だね」
ゾッと背筋に何かが走った。怖い..............。
カノはすぐに振り返り、怪訝そうな顔つきのセトに買ったものを押し付けた。
「行くよ」と少し固い声でオレにいうと無理やり立ち上がらせ、カノの部屋にグイグイと引っ張られていった。
力が篭ってて、ギリギリと音がなりそうなぐらい強い。オレは恐怖に怯えながらも、力に逆らえずそのままズルズルと引きずられていった。
カノの部屋に乱暴に入れられ、ガチャッと鍵を閉められた。
その時に張り付いていたような笑顔がすっと消えた。顔には虚無が広がっているけど、目だけが静かに怒っている。
オレはいたたまれなくなって目を逸らすが、壁にジリジリと追い詰められ、背中がついてしまった。
そっと、カノがオレの横に手を置く。
「シンタロー君、そんなに淫乱だったんだね.......、すごいショック。」
「.......は?」
意味がわからなかった。
淫乱.......??オレはカノ以外を許したことなどないのに..............。
カノはそのまましゃべり続ける。
「僕が最近構ってくれないからって、セトにしっぽ振って求愛でもしたの??セトもセトだよ。せめて、部屋の中でやっとけばバレないかもなのに.......」
カノは吐息混じりにそう言う。
何がなんなのかさっぱり分からない.......
「言ってる意味が分からな.......」
「僕だって分かんないよッッ!!!!!!!!」
急に激高し、壁を苛立たしげに叩いた。
バンッという大きな音と怒号に思わず涙目に。カノはそんなオレを見てイラついたように髪を掻きむしった。
「シンタロー君、君は誰と恋人なのさ?」
「カノ.......」
「ほんとに分かってる??」
「当たり前だろ.......」
「いーや、分かってない。全然分かってない。」
「分かる.......よ。」
「分かってない。」
何を言っても無駄そうだと思ったオレは、不満をぶつけたかった口を強く結んだ。
何も言わなくなったオレを、穴が空くほどに見つめてくる。無言の圧力がのしかかり、無表情でこちらを見るのが耐えられない。
早く.......終わってくれ.......。
「.......お仕置き、しないとね」
聞き取れるギリギリの大きさでぼそっというと躊躇いもなくキスをしてきた。
細く開いてた口に無理やり舌をねじ込み、口内をぐちゃぐちゃに掻き回してくる。
乱暴で粗雑で、歯と歯がぶつかり合うような、気持ちいより痛いキス。いつもは感じられる優しさが消えてしまっている.......。
でも、これは.......オレのせい.......オレが、怒らしたから..............。
反抗の気持ちが無いわけじゃない。でも、逆らうのも疲れた。
オレはゆっくりとカノに身を委ねた.......
カノはそんなことは知らずとそのまま行為を続けていった。
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誘い受け.......かわいいわよね.......!!