大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- リクエスト 「コノクロ」 ( No.4 )
- 日時: 2019/07/12 23:02
- 名前: 相槌を打つ芝刈機。
「シンタロー…あのね、相談があるんだ……」
「ん、なんだ、コノハ。」
と、言いながらシンタローはパソコンをいじりながら、黒い炭酸飲料を飲んでいく。
「僕、クロハの事が好きなんだ…」
「ブハァッ !? ゲホッ、けほ…おまっ、えぇ…!??」
黒い炭酸飲料が僕の目の前で宙を舞う。僕、そんな変なこと言ったかなぁ………?
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今言った通り、僕はクロハの事が好きだ。クロハは、僕達が色々頑張ったらカゲロウデイズが消滅して、そしたらクロハの居場所が無くなって…それでなんやかんやあって今、メカクシ団の一員となっている。僕とは正反対で、気が強くて、ちょっと口が悪いけど、優しくて、かっこいい。そんなクロハが僕は好きなんだ。
それで、告白しようと思ったけど、どうやればいいのか分からないからシンタローに相談しに来たんだけど……
「一応聞くが、お前、それは恋愛の方で言ってるのか…?」
「えっ…?た、たぶん……かな……」
「(…これ以上無理につっこむのはやめとこう…)だよなぁ………で、何を相談しに来たんだ?」
「えぇと、その…クロハに告白したくて……でも、仕方が分からなくて…」
シンタローは、深いため息をつく。
「それで告白はどうやってすればいいのか、と……」
「うん…」
シンタローは全てを知っていたかのように振る舞う。まるでエスパー(?)みたい…
「そりゃ、自分の思ってる事を素直に言えばいいんじゃないか…?」
「素直………?」
「そう。堅苦しくても駄目だし、逆に大雑把過ぎても駄目。その中間ぐらいが良いってことだ。分かったか?」
「………うん、分かった………!今日の夜、言ってみるっ……!」
僕は、シンタローの言ってる意味が少し分かったような気がする。その様子を見て、シンタローはあきれた表情を見せるが、少し笑っている。
「頑張れよ。」
「うん!」
僕は、元気な返事を返すと、勢いよくシンタローの部屋を出ていった。
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